女性のキャリアも多様になっていますが、働き方は女性にいつも寄り添ってくれるものとは限りません。
そこで、起業することは女性のライフスタイルに合っていると感じて起業した、atelier Keymの萩谷麻衣子氏の魅力に迫ります。
カルトナージュとの出会い
“憧れの先輩が、職場でカルトナージュで作ったステーショナリーを使っていました。
先輩の上品でステキな雰囲気に作品がとても合っていて、オリジナリティを出せるところも魅力的でした”
カルトナージュ(cartenage)とは、18世紀に生まれたフランスの伝統的手工芸です。
カルトナージュつまりフランス語の厚紙細工という名前の通り、厚紙に布や紙を貼って装飾して作ります。
それほど魅力的なカルトナージュは、彼女にどのような影響を与えたのでしょうか?
起業のきっかけ
“趣味で習い始めたカルトナージュでしたが、家事・育児などと両立させながら働く先生の姿が自然で無理がなく、とても魅力的でした。
また、自分の好きなものに囲まれた”自宅”を仕事場にすることにも惹かれ、起業を決意しました”
カルトナージュのレッスンに通い始め、カルトナージュの楽しさや先生のライフスタイルを見て、その自然で無理のない姿に憧れ、起業に至ったそうです。
自分が無理をするのが当たり前、頑張るのが当たり前と思ってしまうと、次第に自分らしさが消えていってしまうのですね。
起業は女性にとって自然な選択
“結婚・出産・育児・・・それだけをとってみても、女性は常に変化を求められています。
女性が自分で仕事をするということはその変化に臨機応変に対応でき、バランスの良いライフスタイルつくる最善の方法ではないかと私は思っています”
結婚や出産や子育て…と女性を取り巻く環境は変化しやすく、またそれに合わせて女性自身も変化を求められます。
女性が自分で仕事を持って生きていくことによって、その変化がやってきてもより対応しやすくなると彼女は語ります。
また、人生において、「仕事と育児」「仕事と結婚」などいくつも両立しようとすると、いくつもの役割をひとりで演じることになります。
結婚や出産でライフスタイルが変化する女性の生活の中に新しく仕事を加えてしまうと、ストレスも増え、自分らしくいられないといった考え方は、確かに納得できるところがあります。
「いくつかの役割を担ってストレスが溜まっている…」
そう思っている方は、彼女の言葉を聞いてもう一度自分の人生について見つめ直してみても良いかもしれません。
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