芸能界では、タレントの方が副業で飲食店やアパレル関係のお店を経営しているという話はよく聞きますが、うまくいっている人は少数派です。
しかし、あの人気アイドルグループのAKB48をやめてから、すぐに社長になって事業を順調に伸ばしている方がいます。
今回は、元アイドルで社長となったANTIMINSS(アンティ・ミンス)・川崎希氏についてご紹介します。
アイドルになる前から起業に対する意欲があった
"メディアにカッコイイ社長さんが出ていたこともあって、AKBのオーディションを受ける前から「社長」という存在に憧れていたんです。
...(中略)...ある日のメイクの待ち時間に「やっぱり社長になりたい!」とふと思っちゃって"
彼女はもともと起業家への憧れを持っていたのですが、アイドル業が忙しく、しばらく諦めていたようです。
ところが、ある日突然社長になりたいというような気持ちが湧き上がり、卒業と同時に起業したのです。
レディースではなくメンズの服を販売
"レディースは流行の移り変わりが早くって、・・・資本がない自分にはそれもできませんし。
でも、メンズだったら定番商品で良いものなら長く売れますからね"
彼女は自分が置かれている状況と、これから始めていく事業のことを考えた結果、メンズの服を中心とした服を販売します。
準備期間の短く、手元資本が少なかったことも影響しているようです。
事業が大変になったときに決断力で突破
"突然、ネイルサロンが思い浮かんだんですよね。
それが3月31日で、占いを見ると『人生にとって大事なひらめきがある日』って書いてあったんですよ"
彼女の事業はしばらく順調だったものの、服の生産を依頼していた海外の工場が閉鎖され、服が入荷されない事態になりました。そこで気晴らしに街を歩いていたときに、「ネイルサロン」という言葉がひらめいたようです。
ネイルのお店を作るために翌日に不動産会社と契約し、急いでネイリストを集めてお店を開いたようです。その後、国内で良い工場が見つかり、アパレル事業のピンチを乗り越えたのです。
やはり計算に基づいた決断力が大事
"どちらかというと勘にまかせて行動するんですが、そのかわり失敗しそうなことはやらない。
頭の中で計算して「100%いける!」という自信が持てないうちは、どんなに魅力を感じても我慢します"
よく「悩んでいる暇があったら、行動しろ」と言われますが、闇雲に行動しても成果を得ることはできません。
自分の経験や、頭の中にある知識を総動員し、「これはいける」と判断できれば、実行すればいいと思います。もしダメだと思うなら、他のプランを考えればいいだけです。
今後どういった成長戦略を描いているのでしょうか。ぜひ注目してください!
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