上場企業として、今後目指していく組織とは?

大規模案件への対応

引き続き900万人をベースとした展開が当社の強みですので、納期と品質を保証して大規模な仕事を引き続き伸ばしていきたいと考えています。

利用者・従業員・株主の三位一体を目指して

上場会社としては三位一体ということを考えていまして、まず利用者に当社を通してより豊かになっていただきたいです。
一方、上場会社としては利益を出して株主還元しないといけないので、これを突き詰めていくと場合によってはユーザーさんの報酬を削ることも起こり兼ねないと思っていて、どうすれば利用者が最大限の報酬を得ることができるか考えました。
そこで、利用者自体が従業員でもあり、株主でもあれば、当社を通して最大の効果を得ることができるという考えに至りました。
この当社に関われる方が利用者であり従業員であり株主である状態を中長期的に目指していきたいと考えています。

 定義や役割から開放される組織へ

人は役割や役職を定義する事によって、その定義された中の発想や動きしかできなくなると思っています。
場合によっては人数が増えてくると「これは自分の役割だけどこれは違うからやらない」となってしまいます。
本当はひとつの会社の中で必要なときに必要な人が動くのが強さだと思います。
例えば小学校を思い出すと、学級委員長がいてそれ以外はみんな同じだと思います。
その同じ中で必要に応じて昼食を食べる友達、勉強をする友達、遊ぶ友達がその時々によって変わってきますよね。
そういう形で組織図のない組織を目指していて、定義とか役割とかから開放され、一人ひとりが強みを必要に応じて発揮できるような組織にしていくことが中長期的に考えている目標です。

一つの技術ではなくて一人のアイデアを


クラウドソーシングもそうですが、これからより一人ひとりの個性が求められたり、シェアリングエコノミー等、色々なものをシェアすることで新しいビジネスチャンスが生まれていく時代になると思います。
その中で一つの技術ではなくて一人のアイデアで全然違うビジネスのチャンスがあると思うので、ご自身で仕掛けられるのもいいと思いますし、当社に来て新しいチャレンジがしたいという方がいれば、ぜひ来て頂ければと思っています。
 
第二弾のインタビュー動画はこちら
「みんな徹夜で働いているのに業績が伸びない」2014年上場のリアルワールド・菊池社長が語る”組織構築で重要な考え方” <2/3>
 
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