今回のインタビューは、株式会社ピアズ 代表取締役社長の桑野 隆司氏に、「今後の事業展開」と「視聴者へのメッセージ」についてお話を伺いました。
(インタビュアー:株式会社アントレプレナーファクトリー代表 嶋内秀之)
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【3本目(4分9秒)】
通信業界以外にもノウハウを提供していく
ー今後の事業展開のついて教えてください
桑野氏:私自身がIPOができたことで、資金以上に信用を調達できたという印象を持ってるんです。そういう意味では初めて、一端のビジネスマンになれたという気持ちがあるんです。だからやっと就職できたじゃないですけど、やっと社会人になれたじゃないですけど、本当にそういう感覚で。
これからやっとビジネスができるっていう、僕は今気持ちなんですよね。通信業界に対する思い入れもすごくあって、まだまだやらなきゃいけない事もあるんで、この既存ビジネスはこれまで以上に力を入れていくと。イコールそれは僕たちは、サービス業。いわゆる労働集約って言われる、人の数で変わってくる所があるんで、採用にはもちろん力を入れていこうと思ってますけど、やっぱり通信業界だけなんですか?ってよく言われるんですけど、それ以外の所にも自分達の持っているノウハウで価値を提供していきますよという事はお伝えしてるので。
業界を越えて、今まで自分たちが培ってきたようなノウハウをちゃんと体系立てて提供していく。今ちらっとお話したような組織マネジメントも、携帯業界の店頭とか、コールセンターとか、そういう所にしか通用しないかっていうと、そんなこと無いって思ってるんです。もちろんトークの部分とか専門知識はそうかもしれないですけど、根本の所はそこじゃないなって思ってるんで。それが結構色々引き合いも頂いてたんで、他の業界に我々としてはしっかりカスタマイズする必要はあると思うんですけど、これはやっていきたいなと思っていますし、逆に今までまったくやってこなかったようなビジネスにももう一方でチャレンジしたいと。
投資頂いてる皆さんには心配をおかけするかもしれませんけど、とはいえ僕たちまだまだ成長を期待されているような生まれたての企業ですから、こっからチャレンジしなかったら僕はどうするんだと思ってますんで、そこは身長かつ大胆に、今までやってこなかったような新しいビジネスにもチャレンジしていこうかなとは思ってます。
目先の小さいゴールを自分の言葉で話せることで、その先は見えてくる
ー視聴者へのメッセージをお願いします
桑野氏:IPOは目指す事はすごく良いことだと思うので、ぜひぜひやってほしいと。ただそれが何の為なのかっていうことですよね。それは格好の良い言葉でなくても、こんな大きいビジネスやる為にこんだけ資金が必要なんだっていうのはもちろんあるとは思うんですけど、誰の為に何の為にっていう、わりとそういう目先の小さな所なんかが自分の言葉で話せる方が、ある意味僕は具体的に見えてくるんじゃないかなって思うので、あんまり背伸びせずに。
ただ社会の公器になるんだというそういう意味だと思いますんで、ぜひ積極的にチャレンジしてほしいなって思います。ベンチャーで事業をされている方は、私もまだまだ自分がそうだと思ってるんで、当然世の中で安定なんか無いなと思いますし、おそらく社内見渡せば課題だらけじゃないかなと思いますけど、どこまでもしんどい所を続けていくと。
特に私達のようなトップの立場の人間っていうのは、人よりも普通は苦労が多いはずですから、そういう職業・生き方を選んだっていうつもりで、苦しみながら笑いながらずっと続けていくっていう事をやってもらえれば、どこかで夢を見るんじゃないかなってそういう気はします。