今後の成長戦略
”邪悪な施策”をやるかやらないかが大きな壁
終始一貫して「良いプロダクトを作る」ことをやっています。経営面としては、これから数字を作っていく必要があるので、そこのバランスですね。
他の起業家の方とよく話すのですが、いかにユーザーに対していいものを作っていくかが本当に大事ですので、経営者として事業を伸ばしていくため、邪悪な施策をやるかやらないかというところを考えないといけません。
そういった壁にこれからぶつかっていくのではないかと考えています。
要するに、「ユーザーのためにならないけど、売り上げが上がるからやろう」というのが”邪悪な施策”です。「ユーザーのためにはなるが、これだと売上が立たない」という施策との矛盾を抱えながら、事業を展開していくことになるのだと思います。
そういうところを上手くバランスを取ってやりたいと思っています。
会社として継続していくために、数値や売上が必要ではあるものの、それでユーザーが離れていってしまうと意味がありません。それが今後、自分の中でぶつかっていく壁ではないかと考えています。
組織面でいうと、ちょうど採用を強化しています。
特にエンジニアの方ですね。やはりソフトウェアのスタートアップなので、そこをとにかく強化していきたいと思っています。
組織が大きくなれば変わるかもしれませんが、まだまだ少ない人数でやっているので、創業メンバーに近い形のマインドを持った方を必要としています。
例えば、「サービスを作るのが好きとか」「ウェブサービスやアプリが好き」「これから起業を将来的に考えている」とか。そういった方がフィットしていると思いますね。
読者へのメッセージ
インターネットが好きで、サービスづくりが好きで、ユーザーのことを考えられる。この3つを持っている方を募集しています。
今はエンジニア中心に募集していますが、将来的には職種を問わず採用し、そういった方とチームを盛り上げていきたいと考えています。
今のターゲットはスモールビジネスの方達ですが、大企業の方にも使っていただいています。
大企業の方が使う用途としては、「採用ページをさっと作ってしまいたい」とか、営業マンの方が「ビジネス資料、パワーポイントで作っている資料をウェブサイトに置き換えたい」とか。
最近、仕事のメールもスマホで受けることが多いと思います。そうするとパワーポイントのファイルが開けなかったりしますよね。そこをURLにすることで、スマホで見やすくなったり。そのまま次のアクションがとりやすくなります。
そういう使い方をされている方もいらっしゃるので、我々としても、どんどん新しい使い方を提案していきたいと思っています。
まずは無料からスタートしてほしいですね。無料で1ページを永久に使えますので。もっと気になる方がいれば、ぜひ有料版も使ってみてほしいです。
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（インタビュアー：菅野雄太、撮影者：高田梨菜）
