育児と仕事の両立に悩む女性は多いものです。
そして、制度の改革などが行われてはいるものの、まだまだ思い描くビジョン通りにはいかないのが現状です。
今回は、その状況を変えるために事業を行うスリール株式会社・堀江敦子氏を紹介します。

ベビーシッターの経験から

ベビーシッターを通じて、「育児」「コミュニケーション力」「段取り力」など、多くのものを学び、癒しを得てきました。また同時に、子育て中の方の多くの苦悩を見てきたことが、本事業を行う動機です
 
ベビーシッターの経験をして、色々な人たちの苦労を何とかして和らげようとしたいと思ったことが起業の動機になっているようです。
自身が会社で働いてきた経験や、周囲の意見からも仕事と育児の両立がしにくいということを様々な形で聞き、この状況を何とか変えようとしたのです。

未来をイメージするきっかけづくり

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スリールでは「自分が幸せじゃないと、他人を幸せにすることはできない。」ということをモットーに掲げています。そのためには、子育てをみんなでシェアして、働く親が余裕を持って子どもに接することができる状況を作ることが大事です。
そこに、親になる前の人が参加することで、未来をイメージできるんじゃないかと思っています
 
スリール株式会社では、ワーク&ライフ・インターンという育児体験制度を提供しており、主に学生を対象に、子育てをしている共働きの夫婦の家庭に行ってもらい育児体験をするというものです。
これも、大学生の時のベビーシッターの体験を経て、子育ての大変さを実感したところから来ているようです。

流されても、軸はぶれない

「軸を持って流される」流されっぱなしでは漂流してしまうし、目標を決めすぎて肩肘張っても辛くなってしまう。
だから、目指す方向や「やりたいこと」を発信しつつも、導かれた運命を受け入れて行くと、上手く流れていくと思っています
やはり人生というものは失敗も色々あり、なかなか自分だけでは上手くいかないようなことも多いものです。
ですが、それでも分の意志をしっかりと持って事に当たり、世の中の流れに乗りつつ自分のやりたいことを実現するという考えを彼女は持っています。

まとめ

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よく「子育てを知れば、キャリアが開く」と言っているんですが、子育てのやりくりや仕事と両立している姿を見たり、子どもと接したりして現実を知ると、「自分でもできるかもしれない」と意識が変わっていきます
いろいろな体験をすることによって、多くの人の意識が変わり社会が変わっていく。
それを目指して活動を続ける彼女は、今後の日本社会を大きく変えることでしょう。
 
それでも自分がやっていきたいと思っていることを曲げずに柔軟に変化し続けることは、起業をするしないに関わらず、自分の人生をつくっていく上で大切な事です。
ぜひ、彼女の生き方を参考にしてみてください!
 
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