「仕事をしながら個人でサービスを開発する」そんなことは可能なのでしょうか?
今回は、それを可能にし、そこから起業に至った Zaimの閑歳孝子氏について紹介しています。
遅咲きのエンジニア
出典:http://www.artronix.net/upload/9440452999312Programing.jpg
” その後にWEB業界に入ったんですけど、そこでも基本的にはディレクター職で。
ただ、簡単な修正は自分でやったほうがエンジニアがラクになるかなと思って、少しずつプログラミングを覚えていった感じです”
彼女は、大学卒業後に出版社に入社、その後入ったWeb会社ではプロデューサーを務め、アプリを作る基本となるプログラミングの技術はそこまでなかったそうです。
そんな中、「エンジニアをラクに」という気持ちからプログラミングを覚えていったという、”遅咲きのエンジニア”なのです。
仕事をしながらサービスを作る
“『Zaim』は、開発を始めてからリリースまで大体4~5ヶ月ぐらいです。
平日に仕事が終わるのが大体20時位で、そこから家の近所のカフェに行って2~3時間ほど開発、土日はほぼずっと作業という生活でした。あとは通勤時間の電車の中でも開発していましたね。
これは今でもあまり変わっていないですが”
その後29歳の時に入社したユーザーローカルという会社で日常の業務をこなしながら、『Zaim』を作成していました。
それを作るきっかけとしては、先にイベントに出ることを決めていたということがあります。
家計簿サービスを出そうと思い始めた矢先に、友達に勧められた『Teclosion2011』というイベントがありました。
まだ一行もコードが書けていないにもかかわらず申し込みをしたことで、 仕事と並行しながらの作成となったそうです。
その後個人でつくりあげた 『Zaim』に人気が集まり、起業をするに至ったのです。
いつも身近にあるものをサービスに
出典:http://www.zaim.co.jp
“家計簿というかお金は、飽きないテーマだと思ったんです。
…(中略)…お金は、何歳になっても使うもので、自分の生活環境が変わっても、お金使わないってことはないだろう考えました”
なぜ家計簿に着目したのかは、このような理由だったようです。
”当初は、SNSが流行っているから「ソーシャル家計簿」と呼んでいたんですけど、全然みんなソーシャルの機能使わなくて。
今、考えると当たり前なんですが、プライベートなお金のことは、SNSとは連動したくないんだなってわかりました”
この『Zaim』では、消費者のニーズに合わせて機能の追加などを行っています。
常に消費者に寄り添っている閑歳氏の手によって、今後もより良いアプリになっていくことでしょう。
まとめ
彼女は、自分の好きなことややりたいことに正直に、行動を起こしてきました。
その結果、プログラミングのスキルを手に入れて、人気のアプリを開発するまでになったのです。
また、彼女の生きかたから、仕事をしていても他の何かを成し遂げることは可能だと感じることができます。
彼女の生きかたを参考にして、自分の気持ちに正直に動いてみてはいかがでしょうか?
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