ウェアラブル元年といわれた2015年

ウェラブル端末が世間を騒がせようとしています。2015年はウェアラブル元年とも言われており、Apple Watchを始め、ウェアラブル端末の社会的認知度が急上昇しました。
けれども、街を歩いていても意外と装着している人は少ないように感じられます。身体に溶け込んで装着されるため、なかなかウェアラブル端末を装着している人が目立たないこともあるかもしれません。
この記事では、ウェアラブル端末とは何かについて触れ、すでにあるいくつかのウェアラブル端末をご紹介します。
ウェアラブル端末が世の中に普及する前に、ウェアラブル端末について押さえておきましょう。

ウェアラブル端末とは何か?

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出典: ideahack.me
ウェアラブル端末とは、腕や頭部など、身体に装着して利用することが想定されている端末(デバイス)の総称のことです。
具体的には、端末に搭載されたセンサーから装着している人の生体情報を取得・送信したものをクラウド上で解析し、それをフィードバックすることで、フィットネスやヘルスケア分野などで利用することができるというものです。
種類としては、腕時計型、メガネ型、指輪型など様々なタイプのものがあります。
総務省のデータによると、2017年の世界の市場規模の予測は2億台を超えるといわれており、日本でも1300万台を超えると予想されています。

ウェアラブル端末3選

ウェアラブル端末にはいくつかの種類があります。代表的な「Apple Watch」や「Google Glass」はみなさんも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
ここでは「Apple Watch」「Google Glass」「Ring Zero」3つのウェアラブル端末の機能や、世間の反応などに迫ります。

Apple watch

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出典: www.apple.com
Apple Watchは時計型ウェアラブル端末であり、Appleから発売されています。
2015年4月24日に発売が開始されたApple Watchは、これまでで最もパーソナルなデバイスとされています。
具体的には、iPhoneとペアリングすることで使うことができ、LINEや電話の通知がApple Watchへと振動で伝えられます。もちろんApple Watchで電話をすることもできます。
しかしながら、販売台数が市場予測を大幅に下回っており、ウェアラブル端末の普及にまだまだ時間がかかることを示しています。
Apple Watchの記事はこちらです。
 

Google Glass

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出典: www.gizmodo.jp
Google Glassはメガネ型ウェアラブル端末であり、Googleから発売されています。
インターネットとコンピュータにアクセスでき、手を使わずとも音声のみで写真や動画を撮影することも可能です。
しかし、十分に市場が育っていないため、グーグルはGoogle Glassのプロジェクトを一旦見直しています。
果たして、これからどのような進化を遂げるのでしょうか。
 

Ring Zero

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出典: cyclestyle.net
Ring Zeroは指輪型ウェアラブル端末であり、株式会社ログバーから発売されています。
装着した指をジェスチャーさせるだけで、例えばプレゼンテーションのスライド切り替えや、ライトやTVのオンオフを行うことができます。
このRing Zeroは、2015年度グッドデザイン賞、アジアデザイン賞をダブル受賞しており、これからますます注目されていくことでしょう。
Ring Zeroの記事はこちらです。

ウェアラブル端末の未来

以上、すでに発売されているウェアラブル端末をご紹介しました。
しかし、現在はまだ発展途上であり、市場予測通りにはなかなか成長していません。これは多くの人がウェアラブル端末に必要性を見出していないからでしょう。
つまり、人々のニーズを満たす、あるいは、ニーズを生み出す魅力的な商品がまだ市場に出回っていないとも言えます。
しかしながら、いずれは誰もが欲しがる、あっと驚くような商品がウェアラブル端末から出てくるはずです。
まだその段階ではないようですが、これからのウェアラブル市場にも注目していきたいところです。

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