皆さんも一度は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下USJ)に行かれたことがあるのではないでしょうか。
一度は低迷したUSJですが、今や売り上げはV字回復し、今秋をめどに東京証券取引所に再上場する予定であることが5月27日明らかになりました。
ハリーポッターや後ろ向きジェットコースター、数々の話題をさらい、東のTDL、西のUSJと称されるまでになった、現在のUSJビジネス成功の裏側に迫ります。
その前に、USJ人気アトラクションをご紹介
ハリーポッター
ハリーポッターの物語の世界を、圧倒的なスケールと徹底した細部へのこだわりで再現した壮大なエリア。
3Dライドアトラクションで冒険したり、ホグズミード村では、魔法界で人気のドリンク、バタービールも堪能できます。
ハリウッド・ドリーム・ザ・ライド~バックドロップ~
お気に入りのBGMを選びスタートすると、そこはハリウッドの上空。
重力からの解放がもたらしたハリウッドドリームが、今、あなたを駆け巡る。
後頭部から落ちる、究極スリル。大絶叫の後ろ向き『バックドロップ』コースター、発進。
ユニバーサル・クールジャパン
脱『ハリウッド映画』を掲げ、日本が産み出した世界的なエンターテイメントブランドの世界観を圧倒的なスケールで現実のものへと再現しています。
世界でも絶大な人気を誇る日本の4大ブランドのイベントで、国内のみならず、海外からの集客を牽引しています。
引用:http://www.usj.co.jp
ビジネス分析
出典:http://frequ2156.blog.fc2.com/blog-entry-101.html
かつては『ハリウッド映画』一本路線であったUSJ。
オープン当時こそ1000万人という集客人数を達成していましたが、その後は800万人前後をキープし、オープン時の活気は失われていきました。
しかし2011年度以降は徐々に集客数を伸ばし、2014年度には過去最高となる1270万人を達成しています。
この成功要因としてはいくつか考えられますが、一番の要因としては、マーケティングの成功が挙げられます。
というのも、ハリーポッターや、ユニバーサル・クールジャパンで再現されているエンターテイメントは、世界的に有名なものであり、日本でも圧倒的な人気を誇っています。そのため、質の高いエリアを作り上げれば、集客数の増加は当然のことです。
注目したいのは、資本金500億円のUSJが450億円もの額を投じ、新エリア、ハリーポッターをオープンさせたことです。
失敗すれば倒産の危機に陥るかもしれない経営状態の中で、的確に人々のニーズに応えたのは、経営陣のマーケティング力のたまものですね。
決して、偶然起こった魔法のような出来事ではありません。
まとめ
以上USJの成功要因をまとめてきましたが、文章では伝わらない部分も多々あるため、皆さんぜひ実際に足を運んでみてください。
きっとそこには、『世界最高を、お届けしたい。』というUSJのエンターテイメントサプライズが溢れているはずです。
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