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移転コストは急成長企業の敵
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社会に新たな価値を生み出し、順調に成長を続けるベンチャー企業。売上を増やし、企業の認知度も上がり、新たな仲間も増えていきます。そんな企業の経営者なら誰もが抱えるであろう悩み。それは...
「オフィス、狭くない?」
そうなると、次にオフィスを移転しようという話になりますよね。しかし、その場合、さまざまな移転コストがかかります。今のオフィスの退去費用、引っ越し費用、次のオフィスの各種設備費用などなど。そんなベンチャー企業たちを助けるためにあるプロジェクトが生まれました。
今回紹介するのは「次世代型出世ビルプロジェクト」です。
ベンチャー企業の成長を支援する、次世代型出世ビルとは?
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「次世代型出世ビルプロジェクト」は、オフィスビル入居の際に必要な敷金を半額以下に抑え、ベンチャー企業の成長を支援するサービスです。上の写真はそのシステムを表しています。
オフィス入居時の保証金を半額にしたり、インフラの整備、融資やコンサルティングをしたりなどの支援が行われます。本来必要だった費用を別の投資に回せるのですから、企業の成長が促進されること間違いなしのプロジェクトですね。
「次世代型出世ビルプロジェクト」は株式会社高木ビルを中心に展開されています。そこに、日本商業不動産保障やNTTドコモ、弁護士ドットコムなどを巻き込むことで、ベンチャー企業成長促進のための様々なサービスを実現させているのです。
さらに、高木ビル自身も設備のリサイクルなどを取り入れ、無駄を排除し、コストの削減に努めています。
どのように支援するのか、5つのメリット
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「次世代型出世ビル」には5つのメリットがあります。1つ目は、保証金・敷金が半分以下であることです。オフィスなどを借りる際、通常払わなければならない保証金を半額以下にできるのです。
2つ目は、成長支援サービスを受けられることです。NTTドコモによるWi-Fiの整備や、融資の相談、法律の相談など多様な支援サービスを受けることができます。
3つ目は、物件を選びやすいことです。都心の30坪~100坪の物件があり、増床の際にも選びやすくなっています。
4つ目は、増床移転を目指しやすいことです。出世ビルは増床移転する企業を前提としているので、その目標達成に全力で取り組めます。
5つ目は、信用補完がされることです。設立から間もないベンチャーでも、日本商業不動産保障による保証が企業の信用を保管してくれます。各種取引もやりやすくなることでしょう。
協力することでムダをなくせる
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コストを削減する1つの方法はムダをなくすことです。「次世代型出世ビル」では、これまで廃棄していたOAタップを協力してリユース(再使用)します。OAタップの設置には1本数万円のコストがかかっています。それにもかかわらず、退去時に廃棄料を支払い、入居時には新たな設置費用をかけているのです。
この費用は紛れもなく無駄な費用です。しかし、1つの企業ではこのムダを削減することは難しいのも事実でしょう。「次世代型出世ビル」では、この壁を協力することで乗り越えているのです。
人類は昔から協力することで無駄を削減してきました。分業制の発展からもその特徴は見て取れます。さらに最近ではシェアリングエコノミーも流行っていますよね。今では当然のように支払っているコストも、協力することでなくしていけるのかもしれません。
ベンチャー企業が成長していける環境作りを
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ベンチャー企業は社会に新たな価値を生み出してくれる存在です。しかし、彼らにとってその過程はとても厳しいものとなっています。社会全体で、ベンチャー企業が成長していける環境・仕組みを整えてあげることが社会の成長にもつながるのではないでしょうか。
「次世代型出世ビルプロジェクト」はその1つの解答を見せてくれました。こういったベンチャーの成長を加速させる仕組み、インフラ作りが増々増えていくことを期待しています。