ベンチャー企業といっても、経営内容は千差万別。
そして、すべての人材が、ベンチャー企業に適しているわけではありません。
どのような人材がベンチャー企業にマッチして、キャリアパスを進んでいくのでしょうか。

そもそもベンチャー企業って何?

IT業界におけるベンチャー企業というのは、既存の技術を超えたイノベーションをもとにして会社が設立されるケースがほとんどです。
そして、ゼロの段階から大企業へ成長していくベンチャー企業は、イノベーションによって既存ビジネスに取って代わったケースが大半を占めています。
また、ベンチャー企業の中から次々と新規事業を生み出していく風土を持った会社も、大きく発展していくと考えて良いでしょう。

どういう人材がベンチャーにマッチするのか

ビジネスが大好きで、チャレンジ精神を持つ人材が、ベンチャー企業にマッチすると考えられます。
新しいビジネスを考えたり、新しいIT技術を用いて既存のビジネスを革新していきたいと考える人材が適しているでしょう。
何よりも新しいアイデアを考えるのが好き、あきらめない、ガッツがあるなど…ユニークなキャラクターであればあるほど、ベンチャー向きな人物です。
既存ビジネスの世界で、営業や販売を頑張りたいという人材は、既存の大企業文化の方が向いているかもしれません。

ベンチャーでのキャリアパス

新卒採用で入社するケースでも、ベンチャーの場合は、比較的早い段階で、新規事業を任されることがあります。
それは、新卒で入社した社員にも、新規事業を提案することができ、経営陣に採用されるケースがあるためです。
「提案したからには責任をもってやり遂げろ」という企業文化がベンチャーの特徴です。
この背景には、ベンチャーの企業文化である「フラット化」があります。
相手が、役員であろうと管理職であろうと気軽に「さん付け」で呼びかけ、立ち話をしながらビジネスの提案ができるのがベンチャーの良いところです。
また、営業部門では数字という形で実績がすぐに表れますから、数字をあげた人材は入社2~3年でも、どんどん昇進していきます。
ベンチャーでのキャリアパスは、本人次第といえます。本人のやる気とアイデアと粘り強さが重要です。

まとめ

「就職」という気持ちが強かったり、秩序だった企業文化を好む方は大企業が向くかもしれません。
「新しいIT技術でビジネスや商売をしたい」という気持ちが強い方にベンチャーが向くのかもしれません。
ベンチャーは組織としては未成熟ですので、不備な点もたくさんあります。
そもそも経営者が、経営者として未熟なケースがあります。
経営者自身が、経営者として日々成長しながら会社の経営を営んでいるのです。ですから、日々のさまざまな事象にストレスを感じるようでは、楽しく仕事をすることができないでしょう。
仕事を楽しみたいと思っている人材が、そのベンチャー企業で活躍できるのではないでしょうか。
ぜひ参考にしてください。
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