サイバーエージェントとは、どのような会社でしょうか。設立は1998年、インターネットが誕生し、一般の人々に普及し始めた時期でもあります。ライブドアや楽天など、この時期に後の世を騒がせる大企業も、この時期に誕生しています。
設立の背景
設立の背景として、この時期には「ネット」というものの使い方や有効性が世の中に知られていなく、ネット広告やバナー広告といったものに、多くの企業は無関心であり保守的でした。しかし藤田晋氏がインテリジェンスから出資をうけ、サイバーエージェントの前進となる会社を起こし、同じくインテリジェンスの同期であった日高氏とともに会社を設立する事になります。
事業内容
事業内容としては、現在はスマートフォン向けのネイティブアプリなどを作成していますが、アメーバーブログやゲーム、ネット広告、新規事業開発など多くの事業が存在しています。現在、収益の主な柱になっているのが「神撃のバハムート」などを開発しているCygames(サイゲームス)であり、数多くのヒット作を生み出し続けています。最近では「ドラゴンクエストモンスターズスーパーライト」などをリリースしました。課金を巡り、宝クジのイラスト描写の問題などが複雑化していますが、ダウンロード数は伸びているようです。しかし消費者金融庁から指摘もあり、課金の問題については法的な面も含めて議論の余地が残っています。
この他に事業内容として、アニメ化で話題になった「ガールフレンド(仮)」やトークアプリの「755」は勢いがあるといえるでしょう。「ガールフレンド(仮)」は豪華声優を起用したことで、ターゲット層である男性の心をつかみ、ヒットが続いています。トークアプリの「755」は、藤田晋氏と元ライブドア代表取締役の堀江貴文氏がタッグを組んでプロデュースしました。トーク機能やLINEを参考にしたと思われるスタンプや、芸能人(AKBなどのタレント)を起用した戦略によって順調です。他にも「会社は学校じゃねぇんだよ」のフレーズで一躍有名になった、松村淳平氏のバイラルメディア「WAVEST」や、マーケティングに特化した子会社サイバー・バスなど多くの子会社やグループ会社があり、社員の入れ替わりも激しいようです。
他社との違い・特徴
他の多くのネット企業と比べて、差別化を図っている点としては、「あした会議」や「ジギョつく」、「2駅ルール」などサイバーエージェントの独自の文化やルールがあり、それにそって発展してきたところでしょう。また若手に活躍の場を設けてあり、新卒で子会社の社長に抜擢されたり、子会社の役員に起用されるなど、若手に裁量権が多いのも特徴です。
採用情報
基本的に採用は、人事本部長の曽山哲人氏を中心に行い、新卒から中途採用まで幅広いです。また夏期インターンシップなども何度か実施していて、優秀者には本選考の一部が免除になるというパスが与えられる。
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まとめ
他のベンチャー企業でもそうですが、企業の採用活動やホームページを良く見て、自分に合ったカルチャーや文化の会社を選んでほしいですね。
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