会議といえば、一つの場所に集まって会議が開かれる形態が、依然として多いです。しかし、この会議に非効率を感じる人も多いのではないでしょうか?
そんな時間をできる限り減らし、より有効な時間の利用方法を実現させようとする事業で一気に急成長をした会社があります。その会社は業界でも有力企業となり、代表は学生の時に起業経験がある方です。
今回は株式会社ブイキューブ、間下直晃氏についてご紹介いたします。
起業のきっかけは自分がやっていた事業の延長線上でのこと
”学生時代にウェブサイトの受託開発を始め、その延長で起業しました。・・・ウェブ会議の重要性に気づき、自社向けに開発したのが今のビジネスの原型です”
間下氏は、学生時代に知り合いからwebサイトやアプリ製作を依頼されたことをきっかけに、起業することを決意しました。1998年のことです。
その後2003年にアメリカ法人を設立、現地とのやり取りに不便さを感じ、ウェブでの会議の可能性に気づきます。
電話会議で遠くの人と瞬時につなげるシステムを提供
"法人企業、官公庁に対してクラウドベースでビジュアルコミュニケーションサービスを提供しています"
ブイキューブは法人向けに、離れている場所にいる人々と瞬時に会議ができるように、テレビ電話などのビジュアルコミュニケーションのサービスを展開しています。
この他にも、多くの人に同時配信できるセミナー向けのものや、1対1で濃密な話し合いができる動画配信サービスも展開しています。
その他テレビ会議やスカイプ会議も誕生する中、ブイキューブの導入数は年々増加していきました。
選ばれる理由としては、①業界別のソリューション提案②24時間365日のサポート体制が挙げられます。2007年から2013年のウェブ会議のクラウド市場で、7年連続シェアNo.1であり、4000社以上の実績があります。
温和で、多くの人への感謝を忘れない
"温和で誠実な方です。 ほんの些細なことに対しても必ず「ありがとう」と言ってくださり、誰に対しても平等に感謝の気持ちを持って接してくださっています(秘書から見た社長の姿)"
間下氏は普段から温厚な性格で、いろいろな人に感謝を忘れず、家族を大切にしている方のようです。
また、社員の誰よりもイベントを楽しむなど、かなり無邪気な面を見せ、多くの人とよりよい関係を築こうとする性格でもあります。
まとめ
最後に、彼は何を目指し、成功させていきたいのかということをご紹介します。
"全世界の企業が『ブイキューブのソリューションがなければ困る』と言ってくれるようにしたい。ブイキューブが事業を止めると言ったら、どこかの国の政府が継続を懇願するようになるのが夢"
間下氏は、成功を「多くの人に必要とされること」と考えています。事業は、誰かから必要とされているからこそ行われるものであり、より多くの方が必要としていることを目指していくことこそ、企業が本来あるべき姿です。
"中国の売上は東南アジア全体の3倍の規模を見込んでおり、中国を含むアジアでの売上は大きく伸びてきているものの、まだグループ全体の2割です。5月にパイオニアの子会社を買収したので、その会社の売上を加えると1割程度になりますが、中長期的には、4割まで引き上げたいと考えています"
近年は東南アジアを中心に事業を横断展開しているブイキューブ。
今後の展開に注目しましょう!
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