今回のインタビューは、Shopify・カントリーエバンジェリストの上野 有彩氏に、「サービスの特徴」や「エバンジェリストとしての活動」についてお話を伺いました。

世界175ヶ国で使われているECプラットフォーム

ーShopifyの事業内容について教えてください
Shopifyはカナダのオタワで始まったeコマースのプラットフォームで、オンラインストアを始めたいと言われる場合、どなたでも使っていただけるサービスです。
 
Shopifyは国内国外にかかわらず、現在175カ国で使われているサービスで、売上高で言うと創業から現在までに約400億ドル(約4兆円)の流通がshopifyを通して行われています。
 

誰もが気軽に、自分だけのオンラインショップが作れる

ーec プラットフォームとしての競争優位性はどこにありますか?
一つ目としては、「どなたでも簡単に始められるお手軽さ」です。はじめは「何を売ろうか」「どうやって始めたら良いか」と何もわからない状態でも、今では順調に売上を獲得されている方も多くいらっしゃいます。オフライン実際の店舗での販売を通ってやられている方がオンラインで販売することもできますし、オンラインでいつも販売している方がオフラインを通って在庫を持たずに販売することも可能です。
 
また、ソーシャルメディアなどで実際に販売チャネルを増やしていくことができます。 facebookやtwitter、instagram との連携など、機能をどんどん拡張していけるところも特徴としてあります。
 

「自分のためだけのプラットフォームではもったいない」

ーShopify誕生の経緯について教えてください
Shopifyはカナダのオタワというところで始まったサービスです。今の CEOがスノーボードが大好きで「スノーボードのストアをオンラインで作りたい」と思って始まったのがきっかけです。まず彼が色々なサービスを使い、スノーボードを販売しようとしたのですが、なかなか上手くいかず、「それだったら自分で作ってしまおう」となり、彼自身がルビーの開発者だったんので、1か月ほどで今のサービスの原型を作り上げました。
 
その後、「自分のためだけのプラットフォームではもったいない」「もっと多くの困っている人々を助けたい」と思い、現在世界175ヶ国で使われるまでに広がりました。
 

Shopifyのカルチャーを大事にしながら、ローカライゼーションを進める

ーカントリーエバンジェリストとしての活動内容を教えてください
1つはShopifyのサイトの日本語化です。Shopifyの特徴としては、友達に話しかけるような喋り方、フレンドリーな風潮があります。そのようなShopifyのカルチャーを日本語にも込めて言葉選びをしています。
 
またアプリを持っているので本社のエンジニアと話しながら日本語対応したり、ローカライゼーションを進めています。具体的には日本の配送サービスや決済サービスとの連携、その他日本で親しみ深いサービスとの連携です。
 

Shopifyを通して「起業のハードルは低い」と実感してほしい

ー視聴者へのメッセージをお願いします
起業と言うと、「なかなかハードルが高くて難しいな」「自分でできるのかな」と不安に思う方がたくさんいらっしゃると思います。しかし、このサービスを使えば国内だけにとどまらず、世界各国に販売したいものを売ることが可能です。
 
こうやって10年前売上も何もなかったが、今は本当に大成功し自分のオンラインストアを経営しているというケースも少なくありません。
 
デザイン性、機能面、価格面でも優れているShopifyを通して、気軽に本当に今日からでも起業というものを、自分のサービスを始めていただければなと思っております。

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