「Shazam」を知っていますか?

外出先などで、ふと耳にした音楽の曲名が思い浮かばずに、もどかしい経験をしたことはないでしょうか?
そんな時、携帯電話を近付けるだけでその楽曲やアーティスト名が検索出来たら便利ですよね。
今回は、音楽を認識してくれる「Shazam」についてまとめました。

Shazamとは?

shazam2
出典:https://kigyotv.jp/newwp/wp-content/uploads/2015/11/shazam2-2.jpg
Shazamは、いつどこにいても、今聞いている音楽を調べることが出来るアプリです。
音楽認識技術を提供する、英Shazam Entertainment Limited社が2002年に開発しました。
本社はロンドンにあり、ニューヨーク、カリフォルニア、ロサンゼルス、シカゴ、デトロイト、シドニー、ソウルなど世界規模で 事業所が展開されています。
現在アプリケーションは、iPhone, Android, Nokia, Blackberryと幅広いスマートフォン機器に対応していています。
スクリーンショット 2015-11-13 18.23.56
出典:http://app-liv.jp/284993459/
アプリケーションを起動して、「タグ」ボタンをワンタップするだけで、Shazamは流れている音楽をマイクから拾って5秒ほどで認識、その歌手名、楽曲名がわかります
さらに、検索結果画面にはShazamによる歌手の紹介、iTunesで直接楽曲を購入できる機能、Facebook やTwitter上にいる友達へ曲を共有することまでできます。

大手企業でも「Shazam」の勢いには追いつけない

shazam3
出典:https://kigyotv.jp/wp/wp-content/uploads/2015/11/shazam3.jpg
世の中にある音楽認識機能サービスは、Shazamだけではありません。
Googleは「Google Now」に音楽認識機能を追加、Facebookも自動で聴いている音楽のIDを見つける機能を公式アプリに加えました。
さらにAmazonも自社開発のスマホ「Fire Phone」に音楽・動画発見機能Fireflyを搭載するなど音楽認識機能は大手も力を入れています。
しかし、大手企業でもShazamの勢いには追いつくことができません。
その1番の要因は、Shazamを利用できる機器を拡大していることだと言えます。
iOS 8でSiriと連携し始めたことで、Siriを起動してホームボタンを押しながら流れている曲名をSiriに尋ねると答えてくれます。また、Macアプリでもリリースしました。
アプリ、OS、デスクトップにも機能を広げ、ますます利用者が拡大することが期待できます。

音楽認識だけでは終わらない、Shazamの新機能

Shazam4
出典:https://kigyotv.jp/wp/wp-content/uploads/2015/11/Shazam4.jpg
これまでは再生される音楽やテレビの番組やCMなどが対象でしたが、Shazamではこれから、ポスターや雑誌のページ、包装されたグッズ、QRコードなども読み取りが可能になります。
この「Visual Shazam」機能は、Shazamロゴの入った対象物をアプリでスキャンすると、Shazamのアプリ内で限定特典、グッズ購入のクーポンなどを得ることが出来ます。
メールアドレスやSNS連携など手間の掛かる登録操作を一切することなく、コンテンツが見れたり購入ページに飛ぶことができます。
ディズニーが映画「トゥモローランド」のプロモーションでVisual Shazamを使った雑誌広告を出しており、音楽認識だけは終わらないところがShazamの強さだと言えます。

「Shazam」の今後に期待!

shazam5
出典:https://kigyotv.jp/wp/wp-content/uploads/2015/11/shazam5.jpg
日本でも550万人以上のユーザー数を持ち、世界一使われる音楽認識アプリと言われているShazam。
その強みは、圧倒的なユーザー数・簡単さ・紙メディアへの拡大の3点だと言えます。
そして、今後は音楽だけではなく紙メディアに広がり、広告やプロモーションの可能性を拡げてくれることが期待できます。

Shazam」についての詳細はこちら

【よく読まれている記事】
総利用者数300人突破!! 「起業の科学」著者田所雅之氏による、ここだけでしか見れないコンテンツ

『enfacスタートアップサイエンス』は、世界で5万回シェアされたスライド「StartupScience」制作者の田所雅之氏が、書籍300冊、経営者のブログ500本、自身のシリコンバレーでの起業経験と1000人以上の起業家を取材する中で体系化した知識を、動画ラーニングのenfacが、いつでもどこでも学びやすくまとめた動画学習コンテンツです。


2017年6月より1年間をかけて企画・撮影した105本。今後も、毎月2-3本新しいコンテンツをリリースし、学びを深めていくことをサポートします。
コンテンツを学習することで、「試行錯誤で時間を浪費する」「チーム内で噛み合わないコミュニケーションを続ける」などの無駄を省き、チームが本来の目的や使命に向かってより効果的に進むことができます。

これ以上は記事がありません

読み込むページがありません

おすすめの記事