高齢者の人口が増大している現在の日本では、福祉の充実が求められています。
そのため、より多くの高齢者が元気に生活することをサポートする商品やサービスに対する需要は、これからもどんどん増加していくでしょう。
今回ご紹介する「ロボットアシストウォーカー RT.1」は、モノのインターネット、IoT(Internet of Things)を活用した電動アシスト付き手押し車です。はたして、どのように高齢者をサポートしているのでしょうか?
「ロボットアシストウォーカー RT.1」とは?
出典: http://www.rtworks.co.jp/product.html
「ロボットアシストウォーカー RT.1」とは、RT.ワークス株式会社(以下RT.ワークス)が2015年7月14日に提供を開始したIoTを活用した電動アシスト付き手押し車です。
2014年に設立されたRT.ワークスは、理念として「ロボット技術の活用に因る、 人と地域社会に寄り添う開発・製品・サービスの提供することで、 安心で安全な生活をサポートする。(一部略)」を掲げています。
この「ロボットアシストウォーカー RT.1」には、以下のような3つの特徴があります。
・歩行を安全、快適に電動アシスト
上り坂でパワーアシスト、 下り坂で自動減速をおこなう他、 坂道で手を放しても自動でブレーキがかかって止まるので安心です。
・簡単操作
ハンドルに手を添えて歩くだけの簡単操作で、各種センサが路面の状況、 歩く速度、荷物の重さを検知し、歩行を安全に導きます。
・ネットワーク機能で家族も安心
GPSとインターネットを利用した様々なサービスで、 使用者の満足感をアップ。 また、『みまもり機能』や『緊急通知機能』で、 離れて暮らす家族にも安心を提供します。
ターゲットと今後の展開
出典:http://www.rtworks.co.jp
「ロボットアシストウォーカー RT.1」の気になる値段は228,000円からで、ある程度蓄えのある高齢者をターゲットとしています。これは乗り物ではなく押し車なので、ある程度自分で歩く力を持つ高齢者が主に利用することになります。
高齢になればなるほど、毎日の健康維持の散歩などの軽い運動が、高齢者の健康を左右します。こういった高齢者に対し、いかにマーケティング戦略をしていくか。ネットに不慣れな高齢者への独自のマーケティングが、商品ヒットの鍵を握ります。
まとめ
高齢者が増大し、福祉の充実が求められている現在の日本。福祉充実の商品やサービスは、これからますますビジネスとし価値を高めていくでしょう。
「ロボットアシストウォーカー RT.1」は少々高額なイメージもありますが、今後は、ますます多くの高齢者たちの”ずっと元気に歩きたい”という願いを叶えていってくれるはずです。
ロボットアシストウォーカー RT.1についての詳細はこちら