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学生起業ブームが中国に到来
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近年、中国国内で多くの学生が起業に目覚めています。中国政府も国を挙げて、スタートアップや学生ベンチャーの支援を積極的に行い、大学生の起業に対して力を入れています。
また、この若者の起業ブームに合わせて、本場アメリカで起業を学ぼうと米留学する若者も増えているようです。国際教育研究所(IIE)の行った調査によると2000年〜2008年の8年間で、中国人留学生の数は約3倍に増えています。
また、中国人大学生の3割が卒業後の進路として起業を考えているそうです。多くの若者がアリババの創業者であるジャック・マー氏に憧れを抱き、アメリカンドリームならぬ“チャイナドリーム“を夢みているのです。
しかし、何万人もの中国人学生が学生起業家としてアントレプレナーシップを学び、シリコンバレーに留学したとしても成功する者は一握りです。今回はその中でも、中国人の若者の起業ブームの中で数少ない成功者である、シー・ミンユー氏をご紹介します。
中国の若手起業家シー・ミンユー
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今回ご紹介するシー・ミンユー氏は中国で今期注目の「若手」「学生」「女性」の3拍子の揃った女性です。彼女は2016年4月に「Pom&Co」という名のファッションブランドを創業しました。
このビジネスのコンセプトとしては、チャイナドレスを着ることを女の子の生活の1つの幸せにしようというものです。
チャイナドレスブランド「Pom&Co」を立ち上げる
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日本で女性が毎日着物を着ているわけではないように、中国でも毎日チャイナドレスを女性が着ているわけではありません。
何かのお祝い事や特別な場面でしか着ることのないチャイナドレスを、日常の生活を輝かせてくれるアイテムにしたいという思いがこのブランドに込められています。
このブランドを創業して販売なんと5日間で、200以上の注文を受けたそうです。2016年度の目標売上は日本円で約1億5000万円、また中国国内にとどまらず海外進出も考えていると他のインタビューで答えています。
シー・ミンユーの強みは“自分を理解している“こと
どうして彼女はこんなにも順調にビジネスを進めることができているのでしょうか。
ひとつ大きな理由を挙げるとすれば、シー氏が自分なりに彼女自身の弱い部分を理解していることです。そして、その弱い部分を補えるメンバーとチームを組んでいることが、他の学生起業家との違いだと言います。
自分自身の弱みを知り、それを補える力を持っているからこそ言える言葉かもしれません。
起業家を目指すあなたへ
この記事を読んでくださっている方の中には、これから事業を拡大させようと思っている方も多いと思います。
今のあなたのビジネスは順調ですか?1度立ち止まって、あなた自身の弱みや課題を考えてみるのも、成功に繋がる良いきっかけになるかも知れません。