3度の苦難を乗り越え、ツイキャスが存続してきた背景
3度の苦難を乗り越えて
出典:http://truthinfinancialplanning.com/tithing-during-hardships/
サービス開始から順調にユーザーの拡大を続けたように見えるツイキャスですが、事業が軌道に乗るまでに苦労したタイミングは3回あったそうです。
それは、立ち上げてすぐのタイミングと3.11の震災、そしてユーザーが増えてきた頃だったといいます。
初月では2万5000人が登録し、出だしは良かったものの、誰も配信をしないという状況が続いていたのだそうです。
その状況を抜け出すことができたのは、人気ブロガーやAppBankなどのアーリーアダプターがツイキャスを利用しはじめたことが大きく影響しています。
3.11の震災が起こった2つ目のタイミングでは、サービスを続けることを決意した背景には以下のようなことがあったと赤松氏は語ります。
”頑張って配信しているシンガーソングライターがいたんですね。でも視聴者が少ない。よし、じゃあそれを増やそうとプッシュ配信を付けてみたり、変な人も入ってくるようになったからそれを排除しようとか、改善を続けるわけです。なんだかそういう応援したくなる気持ちが強かったのかもしれません”
出典:http://abstract.desktopnexus.com/wallpaper/610980/
そして、学生の間でTwitter流行し、ユーザーが拡大してきた3つ目のタイミングが訪れます。
ユーザーが増えれば増えるほどサポートにお金がかかるということもあり、手持ちの資金でどう凌いでいくかに悩みました。また、その時期はサービスを開始してから2年が経っており、すでに飽き始めていたのだそうです。
しかし、そこではそれまで一切やってこなかったマネタイズに注力していくことで視点を変え、楽しんでみようと存続することを決めた赤松氏。しかし、やはり資金面で苦しみ、事業譲渡に向けて動いていた時期がありました。
”ふと考えたんです。俺、この会社をその金額で手放すのかって。たかだか数千万円の損失を恐れているのかって。
やってきた道のりに対して、この金額は安すぎる。俺の3年間はこんなもんじゃない”
このような想いで、譲渡はせずに存続を決意。この決意のもとで、今のツイキャスがあるのです。
まとめ
モイは、外部ツール配信に対応してゲーム実況配信に本格参入することを2015年10月14日に発表しています。これによりさらに多くのユーザー層を獲得していくと考えられます。
3度に渡る存続の危機を乗り越え、大きくサービスを拡大してきたツイキャス。
この赤松氏の挑戦の行方にも注目が集まります。
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