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ラリー・ペイジ氏をご存知ですか?
現在、Googleのサービスを使ったことがないという人はいないのではないかと思うほど、わたし達の生活にかかせないものになっています。
今回はそんなGoogleの生みの親、ラリー・ペイジ氏にスポットを当ててみましょう。
ラリー・ペイジ氏とは?
出典:www.politico.eu
ラリー・ペイジ氏は、Googleの共同創業者にしてCEOです。
父はミシガン州立大学の計算機科学・人工知能学の教授、母も同大学でコンピュータプログラミングを教えるという環境の下、幼少期からコンピューターの身近で育ちました。
その後、ミシガン州立大学で計算機工学を専攻し、スタンフォード大学の博士課程へ進学。そこでセルゲイ・ブリンと出会い、1998年にGoogle社を共同で設立しました。
それから現在に至るまで、サーチエンジンとしてだけではなく、GoogleMapやAndroidなども生み出してきました。
ラリー・ペイジ氏が生んだGoogleでは、ユーザーにとって常に刺激的なサービスを生み出し続けています。
ラリー・ペイジ氏が抱く想い
出典:fortune.com
ラリー少年は、不遇の発明家ニコラ・テスラの伝記を読んで「大きなアイデアだけでは十分ではなく、商業化が必要なのだ」と幼いながらに感銘を受けたといいます。
そんなことがきっかけで、幼い頃からの夢は「世界をよりよくするものを開発すること」になりました。
イノベーターにして起業家でもある彼は、時には裏方に徹しています。
時には社員と激しく争うことがあっても、「テクノロジーは人々の生活をよくすることができる」と心から信じ、自身のユートピアに向かって、Google社と共に成長してきたリーダなのです。
ラリー・ペイジ氏の名言
そんなラリー・ペイジ氏の名言をいくつか見ていきたいと思います。
出典:9to5google.com
“ミスを犯してくれて大変嬉しい。
「あまりに慎重でほとんど何もしない」のではなく「迅速に動き、たくさんのことをする」会社を私は経営したい。
もしこうしたミスをまったく犯さないとすれば、私たちは十分なリスクを取っていないことになる”
“失敗しても構わないが、失敗するなら早くしろ”
2014年にGlassdoorが行なった社員調査で、「ベスト・オブ・CEO」でもあったラリー・ペイジ氏。
多くの成功者が失敗を肯定し、その失敗から賢く学びを得ています。失敗して挫けそうになった時には思い出してほしい言葉です。
出典:www.measurementdoctor.com
“世界を変える方法を一言で言うと?
「うずうずするくらいエキサイティングなことに、常に必死に取り組むこと」です”
“不可能に対して健全な疑念を持て。君たちにはエンジニアリング、テクノロジー、ビジネスの能力を活用して世界を変える大いなるチャンスがある。
重要なことをしろ。楽しめ。さもなければ成功は望めない。旅をしろ。中国・アフリカ・インドがお薦めだ。
そこには驚くべきことが沢山ある”
リスクを恐れてやりたいことを諦めてしまいがちですが、ラリー・ペイジ氏の言葉を見ていると、「自分自身が楽しむこと」の大切さが改めて身に沁みます。
また、成功する人物には旅行を愛する人が多いですが、ラリー・ペイジもそんな一人のようです。刺激的な経験の中に成功のきっかけが転がっているのかもしれません。
出典:www.fastcompany.com
“途方もない夢でも実現へと前進させることは、意外とたやすい。
「そんな馬鹿なことはできない」と誰もが思うことならば、競争相手はほとんどいないからだ”
目先の小さな夢ならばたくさんのライバルがいるけれど、遠い将来の大きな夢ならライバルがいないという、まさに逆説的な見方をわたし達に気づかせてくれます。
「夢を実現する方法」
出典:cube-ld.co.uk
先ほど記述した名言の中にも、彼が成功できた要因が少しばかり見て取れますが、ラリー・ペイジ氏は母校ミシガン州立大学での卒業式のスピーチで自ら成功の秘訣を語っています。
“若者の「絶対にできる!」と信じる力は、時にものすごいことに繋がります。
当時はサーチエンジンを作ろうなどと、これっぽっちも考えていませんでした。
それでもその後、ウェブページをランク付けする良い方法を考案し、素晴らしいサーチエンジンが生まれました。
それがGoogleです。素晴らしいことを思い付いたら、とにかくやってみることです”
夢を現実にし、アイデアを実現させる。がむしゃらに、時にはコツコツと。
極めてシンプルな方法ですが、ラリー・ペイジ氏のような成功者が語るとその言葉の重さを感じます。
ラリー・ペイジの新たな挑戦〜新会社Alphabet設立〜
出典:www.cnet.com
2015年の夏、Googleの創業者でありCEOのラリー・ペイジ氏がAlphabet (アルファベット)社の創業とCEO就任を発表しました。
アルファベット社はGoogleを含む“複数の会社の集合”となり、Googleから切り離されて先端技術研究部門、健康・医療事業部門や投資事業部門などが傘下に入ります。
以前から組織の在り方やその編成に強い関心を持っていたラリー・ペイジ氏。
新たな会社と組織再編は、Googleの快進撃継続の活力になりそうです。