世の中には「コンサルティング」と呼ばれる仕事がありますが、製造業に特化したコンサルティングはそう多くはありません。
今回は、そんな製造コンサルティング事業を手掛けている株式会社平山について紹介します。
平山の事業の特長はどこにあるのでしょうか。
事業内容
出典:http://matsunosuke.jp/hirayama-ipo/
アウトソーシング事業では、医療機器・医薬品、輸送用機器などを製造する顧客企業内の製造工程等において、製造請負・製造派遣・人材紹介の事業を行っています。
特に主力である製造請負に関しては、平山に所属する現場改善コンサルタントと連携したサービスを生産性向上とコスト削減を目指し、提供しています。
加えて、「製造請負優良適正事業者認定制度」による認定を取得し、当事業の健全性、透明性の確保に取り組むとともに、従業員のキャリア形成と安定雇用に取り組んでいます。
現場改善コンサルタントは、大手製造メーカー等の製造現場で改善活動に長年従事してきた経験者等で構成されており、顧客視点で問題点を改善し、技術、品質、コスト面で競争力の向上を図り、低コストの製造現場構築に努めています。
そして技術者派遣事業は、平山の従業員を取引先のエンジニアリング分野へ技術者として派遣することに特化した事業です。
その他は、コスト削減、生産性向上、品質管理等の課題を、現場改善コンサルタントが、取引先(顧客)と共に解決していくコンサルティングサービスを行っています。
平山の現場改善コンサルタントが、TPS(Toyota Production System:トヨタ生産方式)を取り入れ、顧客の現場改善担当者と連動して、実効性を追求したコンサルティングをメーカーに対し提供しています。
また、海外の製造業の管理職に対しては、日本国内の製造現場見学と平山研修センターでの研修を合わせた「スタディツアー」等を提供・運営しています。
ターゲット
平山のビジネスターゲットは、主に製造業者になります。
製造業者に対して、いかに製造現場の効率をよくするかといった現場改善のコンサルティング事業を中心に、人手不足解消の手助けとして、人材派遣事業も行っています。
独自の戦略
平山のアウトソーシング事業の戦略は、派遣先の現場を請負化していくことにあります。
派遣によって製造現場の情報やノウハウを知り、さらに現場の改善を目指して請負にすることで、自社の土壌としていく方法です。
また、コンサルティング部門では、国内のみならず東南アジアにおいても大手のパルプ会社との契約締結に成功しており、海外進出も積極的に行っています。
まとめ
出典:http://www.hirayamastaff.co.jp/information/index.html
以下、平山代表取締役の挨拶です。
”我社は、「設備と敷地を持たない製造業」を標榜し、「人に付いた技術で、日本のもの造りを支援する」をコンセプトにして、事業をしてまいりました。
更なる請負現場「ものづくり力」の高度化のために、中核になる生産管理者の育成を強化tに提案できる体制を構築することに、経営資源を最優先で投資してまいります”
製造現場で働く人への熱い支援の姿勢がうかがえます。
これからも多くの人たちに、働きやすい環境を与えるべく、努力を続けていってくれることでしょう。
ものづくりを支える彼らの活動に、今後も期待できそうです。
平山について詳しく知りたい方はこちら
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