習慣と言っても何をやれば定着するのか??
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習慣と言っても…
ここまで、起業家が行なっている習慣の例を紹介してきました。
多くの本やサイトでこのような習慣系の情報を目にすると思います。
その度にこう思いませんか?
「言っていることはわかるけど定着しないんだよな」と。
このページでは習慣の定着についてまとめています。
ぜひ参考にしてみてください。
習慣を定着させる難しさ
みなさんは、どのような習慣を身に付けたいな、と考えながら日々をお過ごしでしょうか。
例えば私は「朝早く起きて、日経新聞を読む時間を作りたいな」と常日頃から思っています。
思っているということは、実現はできていないということですね。
朝早く起きると、時間を有効活用でき、自分のやりたいことや勉強に当てられる。
そんなメリットがあることは自分自身理解しているはずなのに、実行には至っていません。
なぜこのようなことが起こるのでしょうか。
NYタイムズやCBSで取り上げられる著作家James Clearによると、新しい習慣が定着しない人たちは3つのルールを守っていないからだと考えられます。
習慣定着のための3つの掟
新たな習慣を定着させるためには3つのルールがあると
NYタイムズやCBSで取り上げられる著作家James Clearによるhttp://jamesclear.com/master-one-thingで紹介されています。
①多過ぎる目標を立てず、計画を練る
この研究結果では、複数の新しい習慣を獲得するにはそれらの習慣獲得の目標に一貫性が必要であると言及されています。
ある実験によると、「体を動かす」という目標に対し、計画を立てる人と計画を立てない人を比較した時に計画を立てない人よりも立てた人の方が実際に目標を達成することができたという結果があります。
このいつ、どこで、何をやるという計画のことを「実装の意図」と呼びます。
しかし計画した方が目標を達成できるという効果は、複数の目標を追っている時には得ることができないとされています。
②1つのことに集中する
複数の目標を追うことは、達成から遠ざかって行くことがわかりました。
では、1つのことに集中するとどうなるのでしょうか。
1つの習慣を定着させようとすると、それが生活の一部になる「自動性」が働いていきいつのまにかその習慣が身についているとされています。
ちなみに研究では、1つの習慣を定着させるには約66日必要だとしています。
③少しずつ変化させて行く
以上の2つのことをまとめたルールになりますが、新しい習慣を定着させるためには、少しずつ変化させていき生活の一部へと溶け込ませて行くということがいいでしょう。
そして定着させる習慣は1つに絞るのが効率的です。
実践すればするほど生活のプロセスへ「自動性」が働き、習慣の定着がより進むでしょう。
急には変わらないのが習慣。ならば毎日少しずつ。
いかがでしょうか。
人の習慣は急には変わらないですし、変えられません。
上記3つのルールに則り、毎日少しずつ習慣を変化させていくのがいいのかもしれません。
私も起床時間を早くできるように、睡眠時間を少しずつコントロールしていきたいと思います。