「好きなことしかやらない」というのはただのわがままだ!と思っている方も多いと思いますが、それが全てではありません。
今回は、慶応大在学中にレザーバッグブランドのグラネス株式会社を立ち上げた伊藤妃実子氏から、「好きなことをやる」ことがいかに成功に繋がるかを学んでみたいと思います!

好きなことだけやる

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一番難しくもあり、困難だったことは「人」に関することです。
…(中略)…裏切られるような出来事が重なり、精神的にもかなり追い込まれました。
 
創業時は「どんな仕事もしなければいけない」「利益に繋がることは全てやらなければいけない」と考えていましたが、
とあるベテラン経営者の方に「私は好きな人としか仕事をしない」と助言を頂き、それをキッカケに自分の考えを変えてみようと思いました
 
彼女は、慶応大学在学中に起業をしています。
無理をして人と繋がろうと下手に出すぎてしまい、彼女はそれを逆手に取られてしまったのです。
無理をしなくてすむような「好きな人」としか仕事をしないことは効率が悪いように見えて実は効率が良く、対等な関係で仕事をしていくためには必要なことのようです。
伊藤氏はそのような方法で対等な人間関係を作れるようになってからは、それに関する悩みは無くなったと語っています。
また、彼女はこのようにも語ります。
 
「好きなことしかやらない」ということです。
嫌いなことだと、どうしても無理をしてしまうと思います。無理をするということはどこかに「歪み」が生まれてくるので事業は成り立ちません
好きなことだけをやるというのは、人間関係だけではなく全てにおいて通ずる所のようです。

「身の程をわきまえた」経営

「身の丈をわきまえる」ということです。果敢にリスクは背負いません。
女性だからといことも影響しているのかもしれませんが、「守りが固い経営」を意識し、無理のある取引は行いません
 
若くて勢いのある男性の起業家の方たちは、どちらかといえば攻めの姿勢でガツガツと仕事に取り組んでいるような印象を受けます。
それとは対照的に、女性の場合は「守り」を貫いている起業家が多いと彼女は語っています。
そのようなところに性別の差が現れるんですね。
その差を無理に縮めようとはせず、強みを伸ばすことが成功のポイントになるのだと思います。

 座右の銘

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「実るほど頭を垂れる稲穂かな」

…(中略)…老舗企業の経営者の皆さまは、まさにこの言葉がぴったりの人格者の方々ばかり。
そうした姿勢に触れる中で、実りある豊かな人生を送る人ほど、常に謙虚で相手を思いやることを忘れないのだということを実感しています
 
確かに、若い経営者というのはそれほど余裕もなく、本当の意味で周りを良く見れていないのかもしれません
その点老舗企業の経営者というのは、長く続いてきた分だけ多くの人々に感謝し、ゆったりとした雰囲気を持っていられるのです。
そのような人間になるために「100年後も愛され続けるブランドへ」というビジョンを掲げています。
彼女のように長く存続することを目指して会社を経営されている方は、彼女の生き方をぜひ参考にしてみてください。
 

 グラネスについてはコチラ

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