3月18日、株式会社エス・エム・エスが株式会社エイルを子会社化することを決定した。
今回の出資により、エス・エム・エスの介護・医療事業者及び従事者とのコネクションを、エイルのモバイルを用いた地域医療連携支援システムの普及に充てられる見込み。
ライターの視点
みなさんは、高齢社会の裏にある事実についてご存知でしょうか?
「最期をどこで迎えたいか?」という問いに対して、約6割の方は「自宅で最後を迎えたい」と回答するそうです。
しかし、実際は約8割の方が病院で最期を迎えています。このことは、この先もっと在宅療養を受ける人々が増えていくことを示唆しています。
一方、需要と供給のバランスが取れているのかというと、そうでもありません。また、制度や連携もまだまだ改善の余地があります。
そんな中で今回資金を調達した株式会社エイルは、在宅療養を推進するために、「連携」に重点を置いてサービスを開発してきました。
そしてそのサービスは、モバイル端末によって提供されています。
「モバイルサービスで在宅療養推進」というのは非常に新しく、株式会社エイルには今のところ競合他社がいないそうです。
今回の子会社化は、エイルにしかないそのノウハウを評価した点が大きいと言えるでしょう。今後、競合他社が現れるなどして、この市場は大きくなっていくのでしょうか?
高齢者の願いを叶える為に動き続けるエイル。今後の発展にも期待大です!
会社概要
主に在宅医療・介護の分野で、医療、介護スタッフに患者を加えた多職種・多事業所間の関係者を相互に連携し、情報共有とコミュニケーションの円滑化をモバイル端末を活用して実現する“地域医療連携支援システム「エイル」”の企画、開発、販売を行っている。
設立は2011年9月13日、本社は福岡県にあり、代表取締役は片山 嘉國氏である。
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