世の中にものは溢れているけれど、どのように組み合わせしたらわからない。
ベストコーディネートを楽しみたい、そんなニーズをうまくキャッチしたPolyvore。
オンラインショッピングをコーディネートされたセットを参考にしながら、まとめ買いも単品買いも自由自在なショッピングができる、ありそうでなかったサービスが大人気です。
今回は共同創業者であるJess Lee氏をご紹介します。

製品のファンから社員へ

共同創業者であり現CEOを務めるLee氏はスタンフォード大学のコンピューターサイエンスを卒業し、その後Googleでプロジェクトマネージャーとして、以前トレンドニュースでもご紹介したMarrisa Mayerと働いていた時期もあります。
Googleで4年間勤務した後、すでにPolyvoreでコーディネートに「はまっていた」Lee氏は、この情熱をPolyvore社で実際に経営に携わることを決意します。

Polyvoreの3つのポリシー

Lee氏の率いるPolyvoreのポリシーは実に単純明快です。(ホームページより)
1.量より質。少ないことをきちんと行うこと。(Do a Few Things Well)
中途半端に数をこなすより、数は少なくてもきちんと行うほうが良い。必要なことに集中して事業を行い、仕事の質を磨き、詳細まで パーフェクトに行うことにプライドを持っています。
2.ユーザーを喜ばせること(Delight the User)
ユーザーや顧客に選ばれ、喜ばせるため最高の製品を作ること。
3.影響力を作り出す (Make an Impact )
フラットでオープンな社内では、いつもいかに仕事の効率を上げて問題を解決し、次のレベルへ挙げていくかを工夫していく人たちを評価しています。

今の自分を作った2つの経験

このようなユニークなサービスとカルチャーをリードするLee氏ですが、人生の中で今の自分を創る一番の経験になったことは
「苦手な場面にあえて身をおいたこと」(huffingtonpost.com抜粋)
と答えます。
高校生は、コンピューターばかりする暗いイメージを持たれていたことにコンプレックスがありましたが、殻から抜け出そうと生徒会を運営し、成功を収めた経験は本人に勇気を与えました。
通常、アメリカの生徒会は人気のある魅力的な子がなることが一般的だったため、オタクのような自分が会長になることは本人でも驚きだったようです。
しかしそれからは自分にとって快適な環境から抜け出し、チャレンジすることを学びました。苦手な場面にあえて身をおくことで計り知れない成長を得られたのです。
もうひとつ重要な経験が「海外留学」といいます。彼女は学生時代、日本に留学していた経験を持っています。
「『機会があるなら、ぜひ留学してみて』とすべての学生に言いたい。視野を広げ、いやでも独立心が身につく」(huffingtonpost.com抜粋)
成長のために「苦手な場面に身をおくこと」「海外留学で視野を広げること」。これは起業志望者や向上心の高い読者にとって、大いに参考になるメッセージではないでしょうか。
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