何か新しい料理を作るときに見るレシピといえば、多くの人は「クックパッド」と言うでしょう。
そのようなお馴染みのクックパッドを創業したのは一人の学生起業家でした。
今回は、クックパッド株式会社佐野陽光氏についてご紹介します。
その事業内容は?
出典:https://info.cookpad.com/outline_of_service
事業内容は、みなさまご存じ「クックパッド」というサイトを運営しており、主に食事のレシピを公開するサービスを展開しています。
一部有料でサービスが利用できるようにもなっており、世界中に配信できるよう多言語化も進めています。
広告事業や食品メーカーとコラボしたレシピ応募企画を行っているというのを知っている方は多いかもしれませんが、現在では「タレント」「メディア」「スポーツ」などのジャンルに関わる有名人を集め、彼らのレシピを掲載するなどしています。
また、7月からは定期誌を創刊するなど、常に進化をし続けています。
実はレシピだけではなく、「食に関するニュース」「節約・買い物情報」「健康・ダイエット情報」「習い事情報」などの生活に関する様々な情報を提供してくれ、非常に価値のあるメディアとなっています。
スカッとした笑顔を増やしたい
”学生の頃、私は何がしたいのか真剣に考えていた中で、最終的に「スカッとした心からの笑顔を増やしたいんだ」という答えに行き着いたのです”
佐野氏が起業をしようと思ったきっかけは、このような想いからだったのです。
ですが、「スカッとした笑顔」とは具体的にどのような笑顔のことなのでしょうか?
…(中略)…自分が心から信じられるもの。これを見つけるのが意外に難しいのです。
他にも色々と考えた中で「毎日の生活の中で料理が楽しみになれば、心からの笑顔が増える」という事実に気付いてしまったのです”
ユーザーを徹底的に理解する
”ユーザーに感動してもらってこそ、価値が提供できるのです。
そのためにはユーザーを徹底的に知らなければなりません”
彼は、ユーザーが何を求めているのかということを徹底して考えています。
そのために、サイトにアクセスした経緯や、どんな風にサイト内を見たのかをプライバシーに配慮しつつデータを分析し、顧客のニーズを徹底的に研究してきたそうです。
そこまで考えて初めて「スカッとした笑顔」を提供することが出来ると考えているのです。
実はたいしたことない
”自分が失敗して最悪の状況になる、例えば会社を辞めるというのは、どういうことなのか、一度、シミュレーションしてみたらいいと思います。
実はたいしたことがなかったりするんです。だから、チャレンジしてみる。
失敗を怖がらずに、成功に挑んでみるべきです”
今後の生活を考えると、仕事を辞めて起業することを思い切るのは難しいですよね。
しかし、やってみてもし失敗してもそこからまたやり直すことができたり、実際は大したことなかったりするので、もっと積極的に自分のやってみたいことをやってみるべきではないでしょうか?
そういった精神こそが起業をするために必要なってくるはずです。
まとめ
今や定番となっているサービスや商品がどのように生まれたのか、また、どんな人が生みだしたのかを知るのは非常に興味深いことです。
みなさんも積極的に、サービスや商品の裏側を覗いてみてはいかがでしょうか?
クックパッドについてもっと知りたい方はコチラ
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