12月17日、スマホVRサービスの株式会社ハコスコは、投資ファンドANRIから資金調達を行った。調達額は3,000万円。調達した資金は人材採用やサービス開発、マーケティング活動に充てられる見込み。
⇒プレスリリースはコチラ
ライターの視点
VR(仮想現実)というと、あまり身近に感じない人も少なくないかもしれませんが、最近ではスマホでVRを体験できるサービスがあるようです。
それが、今回調達を行ったハコスコです。
ハコスコは、一般的に高価で普及のハードルとなっていたVR機器を誰でも手軽に入手・体験できるよう、ダンボール製のビューワーとスマートフォン用アプリを開発しています。
2014年7月末にサービスを開始し、VRビューワーの出荷台数は開始5ヶ月で4万件を突破、国内の出荷台数シェアがトップになったようです。
その成長スピードもそうですし、大手企業(ポニーキャニオンや朝日新聞出版など)がプロモーションとして利用するなど、認知も高まりつつあります。
ダンボール製ビューワーという特性を活かし、ユーザーが自由にカスタマイズしたり、事業者が映像とセットでハコスコ本体を広告メディアとしてプロモーションに活用することができるのは面白いですね。
もっとVRをもっと身近な存在にしてほしいと思います。
ぜひ今後の展開に注目してください。
会社概要
ハコスコはVRの映像体験プラットフォームとして、ビューワーとなるデバイスとアプリ、映像コンテンツの制作・販売までをワンストップで提供している。
2014年にはグッドデザイン賞を受賞している。
設立は2014年7月、本社は東京都渋谷区にあり、代表取締役は藤井直敬氏である。