コールセンターの設置と準備には、莫大なコストがかかります。
今回は、コールセンター開設の手助けとなるサービスを、クラウドサービスにより「早く、安く、便利に」提供する株式会社コラボスについてご紹介します。
「これで世界が狙える」という確信
株式会社コラボスは、2001年に設立し、東京都千代田区神田の本社を拠点として大阪にも営業所を持っています。
しかし、何もないところから会社を起こしたわけではなく、IT事業創出を行うため日商岩井株式会社より分離・独立したのが全ての始まりでした。
"2011年のMBO時は、これで世界が狙えるかどうか、「狙える」と、確信したので、MBOに踏み切りました"
MBOというのは、「会社の経営陣が元々の株主などから株式を受け取り独立すること」ですが、ここで語られているように、この事業に関して並々ならぬ自信を持っていたということが伺えます。
コスト削減が事業の目的
コールセンターの諸機能である電話システムと顧客管理システムを提供しています。
企業のニーズに合わせて、クラウドサービスを用いることで、コールセンター設置に必要なコスト削減を実現させることを事業の目的としています。
オリンパスシステムズ株式会社の例
今回は、数ある事例の中から一つだけご紹介したいと思います。
株式会社コラボスは、オリンパスメディカルシステムズ株式会社に『@nyplace(エニプレイス)』というサービスを2004年に提供しています。
その当時、オリンパスメディカルシステムズは、お客様相談室の拡充を計画していました。
『@nyplace(エニプレイス)』には設備投資のリスクがなく、契約席数を業務量に応じて徐々に増やしていける事が、この拡大事業計画に適していました。
システムの面倒な管理がないので、手間がかからない事が導入の決め手となったようです。
また、株式会社コラボスでは、@nyplaceの他に、コールセンターの諸機能サービスとして、パケットフォルダー、コラボスフォン、コラボスCRMというサービスを提供しています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
代表の揺るぎない自信や技術の高さなど、コラボスがクラウドコールセンターのシェアNo.1の理由がよくわかります。
コールセンターは一度確立すると、事業の横展開がしやすいので、ビジネスモデルとして、非常に注目されています。
同社は、国内だけではなく海外展開も目指しているので、上場を期にどう変わっていくのか、今後の動向に注目しましょう!
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