アップルペイとは
出典:www.apple.com
アップルペイというものをご存知ですか?
アップルペイは米国Apple社が開発したモバイル決済サービスのことです。
Apple社の製品であるiPhone 6とiPhone 6 Plusに搭載されている近距離無線技術であるNFCを使って、指紋認証と連携し、非接触での決済が可能になるサービスです。
簡単に説明すると、改札でICカードをタッチする感覚でお買い物ができるという画期的なものです。
米国では2014年からサービスを開始しました。
iPhone保有率が他国に比べて圧倒的に高く、スマホを持っている人の7割がiPhoneユーザーだと言われている日本では、アップルペイが大活躍しそうです。
今日はアップルペイと他社のモバイル決済サービスについて見ていき、日本でアップルペイが導入されればどのような未来が待っているのかについて考えていきましょう。
アップルペイの特徴
出典:appadvice.com
モバイル決済サービスとは、携帯端末の中にクレジットカードの情報を入れておくことで現金やカードを出さずに決済を済ませることのできるサービスです。
このサービスは以前からGoogleなどが始めており、アップルペイの特徴といっても他社のサービスとそこまで大きな差があるわけではありません。
しかし、一つあげるとすれば新規でカードを作らなくてもよいというところです。
他社のサービスは新規でクレジットカードを作成し、そのカード情報を端末に登録するというものでした。
しかし、アップルペイは現在所有しているクレジットカードの情報をそのままiPhoneに入れることが出来るので、新しくカードを作る手間が省けます。
アップルペイの競合
先ほども言ったようにモバイル決済サービスを導入している企業は他にもあります。
今回はそれらについて紹介します。
①Google Wallet
出典:letstalkpayments.com
これはアップルペイのアンドロイド版です。
日本ではiPhoneユーザーかアンドロイドユーザーに二分化されるのでアンドロイドユーザーは重宝しそうです。
②CurrentC
出典:smileapps.sakura.ne.jp
これはWal-Mart StoresやTargetなど米国の大手小売業者らが集まって設立した団体が作ったモバイル決済サービスです。現在、米国ではポイントカードや決済システムが店ごとにばらばらになっています。それを共通のものにし、顧客がスムーズに買い物ができる環境作りを目指していました。
※ 2016年6月にサービス終了
Apple Payが普及したら
Apple Payが普及したら私達の生活は劇的に変わるかもしれません。
買い物に財布は必要なくなるので、iPhone一つで外出する事ができます。
しかし、CurrentCのように小売業界が自らモバイル決済サービスを提供する場合、Apple Payなどは置かれないのが現状の問題です。
これらの問題を解決することが必要だと言えます。