限界なんてないのかAmazon
ネット通販の代名詞として、世界中にその名を知られているであろうAmazon.com。最近では、ドローン配達やAmazonGoなどリアル方面へ展開しつつありますね。
Amazonはリアルに進出する、と宣言したからにはこれからの流通界を統一する勢いで様々な投資やサービスを手掛けていくのでしょう。そんなAmazon.comが次にリアルへ打ち出すサービスが、注文して数分以内に荷物を受け取ることができる「Amazon Instant Pickup」です。
数分以内って…。Amazonには限界なんてないのでしょうか...。
この記事では、Amazonの最新サービス「Amazon Instant Pickup」に迫ります。
Amazon Instant Pickupとは?
「Amazon Instant Pickup」とは、Amazonユーザーが注文した商品を数分以内に受け取ることができるスタッフ常駐のロッカーです。
現在ロサンゼルス、アトランタ、バークレー、コロンバス、カレッジパークの5箇所でテストを開始しています。またAmazon Instant Pickupで受け取ることができるのは、食べ物や電化製品など日常生活における消耗品に限定されているようです。
しかしこのAmazon Instant Pickupが日本に上陸する頃には、ほとんどの商品を受け取ることができるようになるのではないかと予想されます。
Amazon Instant Pickupは日本宅配業界におけるダークヒーロー⁈
ヤマト運輸が27年ぶりに配達運賃の値上げに踏み切ったのは、耳に新しいです。現在ヤマトのドライバー数は5年前に比べて4000人増の6万人。(news.infoseek.co.jp/より引用)
それでも荷物の量が上回っており、値上げせざるを得なかったのです。
例えば、このAmazon Instant Pickupが日本の駅前に完備されたらどうでしょうか。現在、労働時間や効率等が悪いと言われている宅配業界の改善に貢献することは間違いないでしょう。
逃れきれない残業から解放されるドライバーが数多く誕生することでしょう。しかし、それは同時に現在の配達会社の仕事をAmazonが奪うということです。
Amazonのリアル進出は、配達業界にどのような影響を与えるのでしょうか。今後の動向に注目です。
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