8月8日、クラウドソーシングサービスの株式会社クラウドワークスは、株式会社リクルートホールディングスを引受先とする第三者割当増資を実施した。調達額は不明。調達した資金はシステム開発の推進や営業体制の強化に充てられる見込み。
クラウドワークスはエンジニア・クリエイター向けのクラウドソーシングサービスを提供する。「地域活性化」「女性の新しい働き方を支援する」「海外展開」のテーマで事業展開し、3万6,000社上の会社が登録し、仕事依頼総額は140億円を突破している。会社の設立は2011年11月、本社は東京都渋谷区にあり、代表取締役は吉田浩一郎氏である。
著書「世界の働き方を変えよう」でも書いているが、クラウドワークスはこれまでに何度も資金調達に成功している。その理由は「初期の株主構成をきちんと設計したから」と起業tvのインタビューで答えている。その事業が社会を良くするのか、また自分事のように会社に関わってくれる外部の人をいかに増やすか、これまでの資金調達の成功はそういったことを考えるきっかけを与えてくれる。ぜひ著書やインタビュー内容を確認してみてほしい。