スタイル・エッジはなぜ急成長し続けられるのか?〜事業戦略に取り組むための徹底したスタンス

➖急成長の秘訣を教えてください

花咲:弊社はお陰様で設立から10年を迎えました。成長の秘訣としては、2つあると思っています。1つは「事業戦略」、もう1つは事業戦略に取り組むための徹底した「スタンス」です。

 

弊社は主に士業に特化した総合コンサルティング事業を展開しています。このように士業というニッチなジャンルに特化し、経営上の多岐に渡る問題について支援している会社は少ないと思います。

 

私が知っている限りでは、弊社と同規模で事業展開されている会社は見当たらず、そういう意味では参入障壁の高いニッチな分野で事業展開するという戦略が急成長の1つの大きな要因だと考えています。

クライアントの事業を主体的に捉えること

➖御社の仕事の面白さについて教えてください

花咲:それは先に申しあげた事業戦略に取り組むための徹底した「スタンス」にあらわれています。弊社は士業に特化したコンサルティング事業を展開しており、代表の金弘厚雄も常々口にしているように「クライアントの事業を主体的に捉える」というスタンスを大切にしています。

 

弊社はコンサルティングサービスを提供していますが、一般的なコンサルティング会社のように、担当者個人が複数社のクライアントを持つという形ではなく、あくまでもスタイル・エッジグループという会社がクライアントを支援する、つまり「チームでクライアントを支援する」という形をとっています。

 

弁護士でなければ行えない業務以外のすべてを支援させていただいているため、営業担当や広報担当、システム担当など様々なチームがあります。チームによって業務内容は異なりますが、チームごとに任された分野でクライアントの事業を主体的に捉え、「クライアントにとって何が必要なのか」を考えながら形にしていくこと、そして、それを継続運用していくことを徹底しています。いかに個々人が主体性を持ち、クライアントの事業がどうすればバリューアップしていくかを常に考える、そういったスタンスで仕事に取り組みたい方にとっては、自分の考えたことを形にできることが面白くもあり、魅力的なのではないかと思います。

 

社員からの要望で生まれた社内託児所

➖御社の「働きやすい環境」はどのように生まれたのでしょうか?

花咲:決して「働き方改革」などの時流を意識して始まったわけではありません。これも代表の金弘厚雄の事業や経営に取り組むスタンスが大きく影響していると思います。

 

今の環境がうまれた背景は、社員が働きやすく、パフォーマンスを最大限発揮できる環境をつくることで、クライアントへのサービスのクオリティも向上し、それによって顧客満足度も上がっていくといった考えから来ています。したがって、社員が働きやすい環境づくりをすることは、会社にとっては相乗効果しかない、と考えています。

 

たとえば弊社は社内に託児所があります。つくったのはちょうど4年ほど前になりますが、託児所を設置した際も同様です。ある社員が産休・育休に入り、「復帰したいけど、待機児童の問題で復帰できない」という課題があったのですが、「それなら社内託児所を作ってしまおう!」というのが始まりです。結果、希望通りの復職が実現でき、モチベーションの高い社員がパフォーマンスを最大限発揮し、クライアントに対してよりクオリティの高い価値提供ができたのです。今では「くるみんマーク」を取得し、子育てしやすい企業ランキングにランクインするようになりました。

 

キーワードは「主体性」

➖活躍する人材の特徴を教えてください

花咲:キーワードは「主体性」です。クライアントからの細かなオーダーがないなかで、クライアントの理想と現実のギャップを埋めるためにどういうアクションをすべきか、それぞれのメンバーが自分で考えて行動に移す、というスタンスが重要になります。

 

メンバーの一人ひとりが主体的になり、どういう取り組みをすればどういう成果が生まれ、ひいてはクライアントの成長に繋がるのか、担当部署や役割に縛られず自分でどんどん仕事を取っていく姿勢が大切です。

 

「自分がやるべき領域を増やし、自己成長につなげていく」という強い主体性を持つメンバーが集まることで、クライアントが求める以上の価値が提供できると考えています。主体的にとにかくチャレンジしていく、そういう人材が活躍していますね。

既存事業を土台とした新規事業に挑戦

➖今後の事業全体の成長戦略や組織戦略について教えてください

花咲:今後の事業戦略という点では、大きく分けると2つの観点で考えています。1つは今のマーケットでクライアントが求める理想像に近づけるためのアクションがまだまだ行える余地があるので、今後も引き続き力を入れていきたいということです。

 

2つ目としては今までの事業を土台とした新規事業にチャレンジしていきたいと考えています。

 

特に今考えているのは「リーガルテック」です。IT技術をどのように活用してクライアントの業務効率を上げていくか、クライアントだけではなく業界にどうやって貢献していくかについて意識して力を入れていきたいと思います。

 

他にも今、士業(弁護士、税理士、司法書士等)だけではなく、師業(医師)のジャンルも力を入れて取り組んでいます。そういった新たな分野にもチャレンジしていきたいと考えています。

 

求めるのは「会社の成長を上手く活用し、自らも成長したい人」

➖それらの戦略を支える上での採用方針について教えてください

花咲:スタイル・エッジグループは現在4社のグループ会社があり、これから各事業部での役割分担を進め、より強い企業群になれるように組織を形成していくところです。たとえばエンジニア分野では現在の事業部をより一層成長させていきたいと考えていて、採用に力を入れています。

 

採用方針としてはエンジニアに限らず、全体として大切にしていることがあります。我々はこれから組織づくりをしていく段階ですし、強いチームをつくっていきたいと考えているので、我々の企業フェーズにマッチする方を探しています。よって「会社の成長を上手く活用し、自らも成長していきたい」と考える方を求めています。今後も組織拡大に伴い新しいマネジメントのポジションが生まれるので、そのポジションを狙いたいというアグレッシブな方が理想です。

 

他には、根本的なところではありますが、人柄を見ています。弊社はコンサルティング会社として、チームで仕事をしているので、社風に合うかどうかを見ながら採用活動をしています。

 

もう1つは、弊社のビジョンと、その方が考えていらっしゃるビジョンが合致するかどうか。弊社のミッション「悩む人の明日をひらく。」、ビジョン「80億の人生に彩りを。」に共感できる方かどうか、そこも重要視しています。

 

➖視聴者へのメッセージをお願いします
花咲:弊社は設立10年の、まだまだ若い会社です。これからも社員、メンバー、力を合わせて、みんなで会社をつくっていくというスタンスで経営を進めていきたいと考えています。我々のミッションやビジョンに共感していただける方がいれば、ぜひご連絡ください。

 

スタイル・エッジの採用ページへ

【よく読まれている記事】
おすすめの記事