今回のインタビューは、スターフェスティバル株式会社の加藤彰宏CTOに、「『ごちクル』と『シャショクル』」「CTOとして意識していること」「今後の展開」についてお話を伺いました。

(インタビュアー:菅野雄太、撮影者:須澤壮太)

【経歴】
半導体生産制御システムやサプライチェーンマネジメントシステムなどのクライアントアプリケーション開発、iDC運用からインフラを含むWEBアプリケーションの提案、設計、構築、運用を経験した後、2008年に楽天株式会社へ入社。楽天市場のRMS(ECサイトの商品ページ作成、受注管理、決済機能、アクセス分析など、店舗運営をサポートする様々なアプリケーション群)の開発責任者として従事した後、2014年5月、スターフェスティバル株式会社に参画。同年7月より最高技術責任者に就任し、2015年11月より取締役に就任。

スターフェスティバル・加藤彰宏CTOが実践した「開発優先順位の見える化」とは?【後編】はこちら

 お弁当を届ける2つのサービスを展開

「ごちクル」は法人団体向けのお弁当ケータリングの総合モールです。
こちらを運営していく中で、「毎日食べたい」というお客様の需要から、デリバリー型の社員食堂「シャショクル」が今年の夏から始まり、非常にご好評いただいています。
「ごちクル」では、全国各地のキッチンと一緒にお弁当の開発をしていき、その後、我々が販促・受注・お届けまでをやっています。

一方で「シャショクル」の方は、企業の空いている会議室やスペースをお借りして販売しているサービスです。
なぜ「ごちクル」から「シャショクル」が生まれたかと言うと、企業よっては”お弁当難民”が多くいらっしゃるところもあり、そこに対してニーズが多く生まれたからです。なので、「シャショクル」として毎日のお弁当を提供し始めました。

「ごちクル」が使われるシーンとしては、会議や接待、日々の研修というところで、多くの食数のご注文をいただくことが非常に多いです。「ごちクル」では、800ブランド・8200種類の商品を取り揃えております。

競合との差別化ポイント

どちらかというとお弁当宅配のポータルサイトをイメージされることが多いんですが、我々のビジネスとしては、お弁当をお届けするまでをサービスとしています。
そのため、受注やマーケティング、お弁当の配送までを一気通貫で行っている点が他社と大きく違っているところだと思っています。

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