
今回のインタビューでは、日本PCサービスの家喜信行氏に、「IPOを意識したきっかけ」や「メディアに取り上げてもらう工夫」「今後の展望」「起業志望者へのメッセージ」について菅野(起業tvディレクター)が伺いました。
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経歴
1976年生まれ、兵庫県出身。
大学卒業後、翼システム株式会社に入社し、トップセールスとして活躍。
2003年9月に有限会社マネージメントクリエイティブ(現日本PCサービス株式会社)を設立し、代表取締役に就任。2008年に日本PCサービスへ改称。2014年11月名古屋セントレックスに上場。
事業内容について(00:20~)
パソコン・スマートフォン・タブレットなどネットワークに繋がる機器がトラブルに遭った場合や機器を設定してほしい場合にお客様の元へ訪問、または電話で対応し、設定やトラブル解決を行います。
個人のお客様には駆けつけサポートという、JAFのように緊急で駆けつけるサービスを提供しています。このサービスに関してはパソコンメーカーや家電量販店など、約400社の企業と提携しております。提携企業からの紹介を受け、サポートが必要なお客様の元へ駆けつけます。
一方、法人のお客様には代行設定サポートがあります。企業からのご依頼を受け、代行して設定する事業です。
また、個人のお客様には会員サポートセンター事業があり、お客様を会員化して電話やリモートを用いて解決していく事業です。
大学時代の過ごし方、就職活動について(01:54~)
学校の先生になりたかったです。大学3年生の時に塾講師のアルバイトをしていました。アルバイトを繰り返す中、先生という仕事に疑問を持ち、就職活動を始めました。
中学時代にパソコンに出会い、趣味でパソコンを使っていたということ、父が自動車関係の事業をしているので、自動車業界でパソコンに携われる仕事を探しました。自動車業界向けにパッケージソフトを販売する仕事(前職)を就職課で紹介してもらい、就活を始めました。
サラリーマン時代に学んだこと(04:35~)
営業職でしたので、営業の手法を学びました。どういう形でアプローチして契約に至るかということを見て勉強しました。営業の際にどれだけ効果的な提案書を作成するのかも学んだところだと思います。
自己資金での起業について(05:20~)
当時はこれから起業する人に対して融資する制度が充実していなかったため、借り入れに期待ができなかったこと。ベンチャーキャピタルからの調達など会社を始める時の情報をそれほど多く持っていなかったためです。結果として自分でお金をためて起業するしかなかったです。
人材採用で意識していること(06:40~)
採用した人材に裏切られないようにコミュニケーションを取るしかないと思います。採用段階で判断することは難しいので、自分たちの採用基準に基づいた人材を採用し、社内の透明性が高く、現場の声が上がる経営をしていかなければならないと思います。
起業家がメディアに取り上げてもらうための工夫(10:00~)
当時、ブログを書いていました。そのブログがNHKの番組担当者の目に止まり、取材につながりました。ベンチャー企業だと露出が少なく、メディア関係の人脈もないので難しいと思います。ブログなど自分たちで情報発信すること、知り会えた記者の方としっかりコミュニケーションを取って行くべきだと思います。
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IPOを意識したきっかけ(00:10~)
提携企業を開拓する中、上場している会社の方がPC周りの技術力が高く品質も良いのではないかというイメージを提携先が持つことがありました。実際のところ、未上場だからという理由で受注できなかったこともありました。IPO考えるきっかけとなった時に、営業でこのようなケースが続いたことから上場しないとダメだと思いました。
IPOへ向けた中で苦労されたこと(02:30~)
語り尽くせないほどあります。上場しようと思っても達成できるかなどの不安もあり、精神的なプレッシャーがありました。上場できるのか、どうかという状態が長くなってくると、経営者としての答えを欲しくなってきます。
自社の強みについて(06:45~)
お客様一人ひとりへのサービス品質です。社員もお客様へのサービスを考えて役割を果たしています。また、一人ひとりが成長意欲を持って働いています。他社に負けない強みはここです。
今後の事業の展開(08:00~)
認知度をしっかり高めていくこと、また、業界のスタンダードサービスを作っていきます。パソコンやスマホ、タブレットだけでなく、HEMS(スマートハウス)対応の機器設定やトラブル対応の依頼も増えています。将来、ロボットが一家に一台となった時、当社のサービスに加入するのがスタンダードだという状態にしたいです。これらを実現する、意欲を持った人材に来てもらいたいです。
起業志望者へ向けたメッセージ(11:15~)
起業を考えている人に関しては、早く行動することだと思います。いろいろ考えると多くの障害が出てきます。まずは起業して、会社を成長させる上での問題を解決する方が良いと思います。ただ、起業して会社を継続して成長させることは簡単なことではありません。成長している会社に入るという方法もあると思います。
起業しようと悩んでいるなら、起業した経営者にどんどん話を聞く、良い会社の作り方、良い成長の仕方などを吸収してください。
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