今回のインタビューでは、アドウェイズの岡村陽久氏に、「IPOまでの苦労」や「上場のメリット・デメリット」、「今後の展望」について嶋内(アントレプレナーファクトリー代表)が伺いました。
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経歴
1980年、埼玉県生まれ。
中学卒業後、訪問販売会社に入社し、トップセールスとして活躍。
2001年に株式会社アドウェイズを設立し、代表取締役社長に就任。
モバイルのアフィリエイト広告事業を軸に急成長を果たし、
2006年に東証マザーズへ上場。
アドウェイズを「世界のインターネット商社にする」というビジョンのもと、
現在はスマートフォン広告事業をアジアで積極展開し、
持ち前の行動力と情熱で経営を進める。
事業内容
2001年設立。2006年に東証マザーズ上場。
国内最大級のアフィリエイトサービス「JANet」「Smart-C」の運営をはじめ、スマ―トフォン向け広告配信サービス「AppDriver」や全世界対応のスマートフォンアプリ向け効果測定システム「PartyTrack」を展開する。
また、アプリ/コンテンツの企画・開発・運営など多彩な事業を展開。海外拠点は、アジア、北米地域など10カ国。
中国子会社では2003年からインターネット広告事業を展開。昨今では、アジアを中心にスマートフォン向け広告事業に注力する。
IPOを意識したきっかけ (0:22~)
会社設立したら上場をめざす流れがあった
2000年頃は会社設立したら上場を目指す流れがあったので、創業したら上場を目指すということを当社も言っていました。
創業時の勉強について (1:15~)
創業時は事業に専念
創業時に上場について勉強するのは正直いらないと思います。創業時は事業と人のことだけ考えていればいいと思います。上場するとなった時に勉強すればいいわけで、創業時に必要な知識はないと思います。
上場に向けた人材について (2:30~)
担当者の採用が最大の苦労
なかなか専門的な人材は採用しにくいと思います。当社も上場準備中に担当者がやめてしまい、緊急で知り合いの会社から担当者に来ていただき揃えました。当時はとても苦労しました。
新規事業立ち上げの流れ (4:15~)
社員と事業の成長の鍵は早い段階で任せること
いろんなビジネスをやりながら市場の変化に合わせた経営をしていますが、当社の特徴としては早い段階で事業を任せていくスタイルをとっています。一旦は売上が下がるのですが、経験を積むと任された人も成長して今まで以上に事業規模を拡大することができたり、人がどんどん育っていくので新しい展開もできています。
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