申請までの流れを、経験をもとにご紹介!
(2)定款、設立申請書類、印鑑届を作成、準備する
以上の事前準備が終わったら、設立に必要な以下の書類を自らパソコンのワープロソフトで作成します。必要となるのは、以下の書類です。
①合同会社設立登記申請書
②定款
③代表社員,本店所在地及び資本金を決定したことを証する書面
④代表社員の就任承諾書
⑤払込みがあったことを証する書面(銀行口座のコピー添付)
⑥印鑑届
1から作成するのは大変なので、法務省のHPからダウンロードするのが簡便です。ここでは記載例もあるので、参照してください。
出典: http://law.sjtu.edu.cn/uploads/fckeditors/image/LL_M项目/application.jpg
(3)法務局に登記相談に行き、申請する
すべての申請書類をそろえたら、会社を設立するエリアを所轄する法務局の登記相談コーナーに行きましょう。午前中が比較的すいているので、朝一番に行くのがよいでしょう。担当者によりますが申請書類に過不足や間違いがないかなど、親身になって無料で相談に乗ってくれます。
登記に必要な収入印紙6万円も法務局で買えます。定款原本の印紙4万円とあわせて購入しておきましょう。
なお、印紙税法に違反しないよう、登記申請書類に添付する定款には印紙を貼らずに、自社の保管用定款(原本)のほうに印紙を張るように注意してください。課税される定款の範囲に関しては、国税庁のHPが参考になります。
すべての書類の準備と記載がOKであれば、書類に割り印をし、買ってきた印紙を貼って申請窓口に持っていけば申請は完了です。私は、「相談コーナーで事前確認してもらったので、申請します」と言えばすんなり受け付けてもらえました。
あと、仮に、登記書類に多少の不備や間違いがあっても、法務局が申請者に連絡をくれます。大きい間違いなら却下されることもありますが、以上のような流れで進めていけば、そのような最悪の事態は避けられると思います。