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地方発ベンチャーは大学と連携すべき?~ウィリルモバイルが4億円を資金調達!

10月23日、スマホ向け広告配信プラットフォームの株式会社ウィリルモバイルは、SIG Asia InvestmentsとMSキャピタル株式会社から総額約4億円の資金調達を実施した。調達した資金は開発の加速化や経営基盤の強化・人材拡充に充てられる見込み。

【ライターの視点】
久しぶりに東京以外のベンチャーの資金調達ニュースです。ウィリルモバイルはモバイルやスマホに特化した広告配信プラットフォームの開発や販売をしている会社です。

例えば、広告情報に最適なサイトを精度の高い自然言語解析でマッチングするサービス(COMACHI)を展開していて、使用している言語解析技術は京都大学の研究室と共同開発されています。

今回、ウィリルモバイルが4億円も調達できた背景には、この高い技術力があったからだと考えられます。自社内だけではなく、外部の専門家とつながっていることが独自性のあるサービスを生み出し、出資者に評価されたのでしょう。

ここに地方発ベンチャーが事業を成長させるポイントがあると感じます。地方に拠点があっても、そこの地の利を活かした事業展開ができていれば、資金提供者を惹きつけることを示している事例といってもいいのではないでしょうか。

ITベンチャーもそうですが、バイオベンチャーは大学の研究室と連携していることが多いです。研究者は研究資金を得ることができ、事業会社は学術研究をビジネスに応用することが可能だからです。

大学発ベンチャー(大学教授が研究成果をビジネスで展開すること)でうまくいくことは少ないですが、ベンチャーが大学の研究成果を上手く活用して事業の独自性や成長性を示す例はありだと思います。

実際にマイクロ波化学は大阪大学の教授を経営陣に迎え入れ、今年6月に産業革新機構等から12億円の資金調達に成功しています。

今後もこのように地方の大学の研究成果をビジネスに応用した企業がどんどん出てくれれば、学術界にとっても、産業界にとってもいいことですよね。ぜひ動向に注目してみましょう。

【会社概要】
ウィリルモバイルはスマホ向け広告配信プラットフォーム(DSP)である「AdInte(アドインテ)」を2013年5月から運営している。DSPとしての基本的な配信機能に加え、京都大学との技術連携によって、最適なタイミングでの広告配信を可能にする独自のメニュー(カテゴリーマッチ+)も展開している。会社の設立は2009年、本社は京都府京都市にあり、代表取締役は十河慎治氏である。

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