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「地域の人の手作りの旅」TABICAから考える、日本のインバウンド事業の未来

 新しい観光スタイルとして注目される「着地型観光」

旅行 人

出典:free-photos.gatag.net

近年、新しい観光の形として注目を集め始めている「着地型観光」。

 

これは、旅行者を受け入れる地域側が、自分たちで地域資材を活かした旅行商品や体験プログラム、イベントを企画・運営する観光スタイルのことです。

 

定番の観光スタイルとして知られていたパッケージツアーの多くは、集客力のある観光業者が商品を作って売っているものでした。そのため、定番スポットを巡るワンパターンの観光になってしまいます。

 

その点、着地型観光では、これまでのパッケージツアーと比較して観光客の旅をより充実させることができます。最大の魅力は”地域創生を可能にする”というところにあります。

 

従来、地域の活性化に積極的に取り組んできたのはまちづくり団体などの非営利組織でした。しかし、近年では地域創生がビジネスとして広がりつつあります。

 

「シェア×体験」のように、シェアリングエコノミーはますます広がりつつあります。そこで今回は、着地型産業の先鋭として注目されている「TABICA」についてご紹介します。

実際に住んでいる方が教えてくれる「TABICA」の魅力

TABICA2

出典:www.in-fra.jp

TABICAとは、株式会社ガイアックスが提供するサービスで、その土地ならではの“観光体験”を掲載・予約することができます。2015年1月にサービスが始まっています。

 

TABICAのコンセプトは「地域の暮らしを旅する」で、体験を提供する地元のホストと、それに参加する観光客を繋げることを目的としたものです。

 

体験の内容は多種多様で、その地域のホスト達がそれぞれ企画したプランを、ホスト自身が運営しています。そのため、どの体験・企画も人数規模はおよそ5~20人と比較的少なく、通常の観光と比べ親密な交流ができます。

 

また、価格も3000円前後で、最寄りの公共交通機関から徒歩15分圏内の場所で開催されるものがほとんどと、気軽に参加できるものばかりです。

 

実際にTABICAで人気を集めている観光体験をご紹介します。

「手作り」にこだわったTABICAの人気体験企画

農業

出典:www.danshihack.com

【東京・町田】自然と密着★田舎体験!旬の野菜でBBQ&羽釜で炊き込みごはん!

東京の農村部で野菜を収穫し、実際にその収穫した食材から窯で炊き込みご飯を作り、BBQで交流を楽しむツアーです。

 

子供の食育に適した体験学習としての参加だけでなく、田舎暮らしに憧れる都心部の大人といった幅広い世代が楽しむことのできる内容になっています。

【築地】築地市場と15年以上取引していたガイドと行く、築地の隠れた名店巡りで歴史を知ろう!<街歩き>

東京の観光名所として人気の築地市場を、その道のスペシャリストともいえるガイドに案内してもらいながら散策できるツアーです。

 

自分だけでは知ることのできないお店や歴史、うんちくなどを教えてもらいながら築地の本当の魅力に触れることができ、着地型観光ならではの交流や特別感を味わうことができます。

 

TABICAでは、地元の人にしか作ることのできないオリジナリティ溢れる観光プランが取り揃えられています。では、TABICAを運営するガイアックスはどのような想いで着地型観光サービスを始めたのでしょうか。

株式会社ガイアックスが取り組む理由

ガイアックス2

出典:dot.asahi.com

現在日本では、少子高齢化や人口減少が深刻な問題となっています。また全国の約60%が過疎地域で、2040年には869市区町村が消滅の危機に合うと予測されています。

 

そこでガイアックスでは地域創生は日本の最重要課題であると考え、「地域ならではの暮らし」を見える化することで、誰もが体験できるシステムを作りました。

 

地域の人との交流や観光体験を通して、移住者促進や二拠点居住などの地方活性化に繋がるサービスを目指しているそうです。

これからますます市場拡大が期待される着地型観光

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出典:gori.me

着地型観光は注目され始めてはいるものの、日本ではまだまだ認知度が低いことが課題となっています。しかし、海外では着地型観光に特化したオンラインプラットフォームが人気を集め、地方での観光体験がブームとなっています。

 

TABICAでは今後、地域創生に向け更なる顧客獲得を目指しています。TABICAのような気軽に参加できる着地型観光サービスが注目され、今後日本でもますます市場拡大が期待できるでしょう。

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