今欧米をはじめとして世界的に大人気のアプリ、Snapchat。
Facebookやinstagram同様に写真を友達に投稿する事が出来ますが、
決定的に違うのは一定の時間をすぎると削除されること。これが人気を呼んでいます。
今回ご紹介するのは、Snapchat創業者のひとりEvan Spiegel氏です。
1990年生まれのわずか25才の若手起業家として注目を浴びています。

きっかけはクラスワークで発表した「アイディア」

閑静なロサンゼルス郊外で弁護士の両親のもとに生まれ育ったSpiegel氏は、
サンタモニカでArts & Sciencesを学んだあと、スタンフォード大学へと進みます。
アートデザインに興味があったため高校時代から学んでいたそうです。
学生時代Red Bullの無償インターンシップでセールスを経験し、
バイオメディカル企業の有給インターンシップでキャリアインストラクターとして、
南アメリカでの勤務経験があります。
Snapchatが生まれたのは、2011年スタンフォード大学時代にさかのぼります。
デザインクラスで、クラスワークのプロジェクトとして発表したのがはじまりでした。
その後、

”はじめはゲーム感覚だった”

と述べていますが、このアイディアに集中するためスタンフォードを中退
同じスタンフォード学生だったReggie Brown氏、Robert Murphy氏とともに本格的にSnapchatを立ち上げ、現在に至ります。
現在では7億を超える’snap’が毎日投稿され、これはFacebookとinstagramの投稿数を合わせた数に匹敵します。

単なる「自信過剰」ではなく結果を出す

わずか25才のSpiegel氏は、次世代を代表する実業家と期待される一方で、
「若者が冒しやすい、自信過剰で失敗するパターン」という酷評もあります。

”削除はデフォルト設定であるべき”

と主張するSpiegel氏。
このユニークなアイディアがFacebook CEO, Mark Zuckerberg氏の目にとまり、
2013年には30億ドルの買収提示がありました。これをSpiegel氏は見事に断ったのです。
当時何の保証もなくまだ親と同居中の身でしたが、Snapchatの可能性と人並み外れた自信から、
自分が正しいと思う道を選び、断ったのです。
それを世間は当時「自信過剰」「若者のエゴだ」と批評しました。しかしどうでしょう。
2014年にはSnapchatは少なくとも100億ドル、ある投資家によれば300-400億ドルの企業価値とされています。

Work Smart、稼げるシステムを作り出す

"必死になって働くことじゃない、稼げるシステムを作り出すんだ"

GoogleとTencentを心から崇拝しているSpiegel氏。
レバレッジをかけながら利益を出していくことで企業価値を高めていくことをポリシーに、
若いだけではなく戦略的に日々ビジネスを拡大させています。今後も注目しましょう。
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