近頃の人材派遣企業の特徴の一つとして、「専門性」に特化している企業が増加傾向にあります。
しかし、数多く存在する人材紹介業の中でも「あえて」総合的に人材派遣サービスを行っている企業が「株式会社 ネオキャリア」です。
そこで今回は、日本の人材派遣業界に新たな風を巻き起こすかもしれない人材派遣企業、ネオキャリアのビジネスモデルをご紹介します。

一般派遣事業を開始したのは、実はリーマンショックの後だった

2000年に設立したネオキャリアは、2008年ごろまで中途採用のビジネスによる売上が半分近くを占めていたそうです。
経済が悪化し、中途採用市場が縮小したことを受け、新卒採用事業に強化して事業展開しています。

紹介もオフラインからオンラインへ

人材会社のマネタイズはわかりやすく、求職している人と採用したい会社をつなぎ、その紹介手数料をもらう仕組みです。
最近では、マッチングも全てオンラインだけで完結するようになり、人材会社は新たな収益源を模索しています。

業界初のベトナム・フィリピンを拠点にしたRPOサービスの開始

大手の人材サービス業界がこぞって取り入れているアウトソーシングサービスとして、「RPO」という方法があります。
RPOとはRecruiting Process Outsourcingの頭文字をとったもので、人材紹介業者が求職者を確保するためのプロセスを外部に委託する新しいアウトソーシングです。
企業はこの方法を取り入れることで、人材の紹介から的確な派遣を行うまでに発生するプロセスを更に効率化し、コスト削減を図ることができます。
ネオキャリアではこのRPOを人材紹介業の企業としては初めて、ベトナム・フィリピンを拠点にして行うことを発表しました。

サービスを実行するのは、理念が浸透した社員

ネオキャリアは時流を読んだ事業展開であるだけでなく、社員教育もしっかりしています。
特に社長の理念が浸透しているのか抜き打ちでチェックしたり、朝礼での復唱など、行動に移るまで徹底しているようです。
教育が行き届いているため、離職率が業界内でも低いようです。

まとめ

代表の西澤氏は、

例えば日本ではもう斜陽産業ないなった業界のスキルでも、まだまだそれを求めて国はいるはず。

(http://www.busipla.net/companyDNA/neo-career_1.htmlより抜粋)
と述べていて、今後も事業をグローバルに展開するようです。
総合人材サービス企業として、さまざまなニュースを提供してくれているネオキャリア。
今後の更なる飛躍に期待しましょう。
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