新卒にとってベンチャーというのは魅力的かつ不安な面もあります。
「魅力的な面としては成長中の企業で働くことができるのだろうか」「不安な面としては将来の安定性はあるのだろうか」
今回は家電業界、特に美容家電市場で働く会社の方から話を伺います。
(以下、経験者の声です)

将来性が見込める企業が多い

今流行の美容家電業界では成長中の企業は多々ありますし、企業によっては将来の安定性も見込めます。
以下、その理由となります。
美容業界や健康業界というのは、近年の健康志向に伴いブームであるといわれています。
しかしながら、これは一過性のブームでは無く、大手家電量販店には美容器具や美容家電だけのコーナーがあり、今後も定番化していきます。
また、女性の所得が増えたという時代背景も後押ししています。
今後、女性の社会進出はますます増えていきますので、それにともない需要の枠はまだまだ拡大していきます。
そういった将来が見込める事業に加え、私が入ったところは経営者がまだまだ会社を成長させていきたいというビジョンがあったので、新卒であっても選ぶ価値があると言えます。

企業の成長に合わせてポストもどんどん増えていく

ある美容業界の企業では、5年前に比べて売り上げが2倍以上となり、関連会社も多数立ち上げたという企業もあります。
これだけ企業が成長しているということは、それだけ組織も大きくなっているということであり、新規の部署も多数立ちあがります。
そういった部署には当然責任者やリーダーがいません。新卒にとっては絶好のチャンスです。
なぜなら、自分の実力が認められれば、その空いているポストに入ることができ、自らの手で役職を勝ち得ることができるからです。
一般的な企業では、課長・部長となると、キャリアを長年積み、ようやく得ることができるポストですが、ベンチャーであれば新卒であっても、実力が認められれば、そういったキャリアパスをすることができます。
10年20年かけて行うキャリアパスを、3年で達成することもできます。

組織では「できる人間が正しい」風土が多い

では、新卒が一気に出世をしていく環境を周囲はどう思っているのか
実際に私も3年で部下を7名持つリーダーまで昇ることができました。一般企業ではありえないことです。
古い体質ですと、「若手が調子に乗るな!」という考えがあるかもしれませんが、ベンチャー企業にとっては、そういった風土は少なく、完全に実力主義のところが多数あります。
逆に卑屈な考えを持っている人間は淘汰されていきます。そういった風土が多いのも特徴です。

今後も世間から需要がある事業が大切

ベンチャー選びで大切なことは、今後事業として成長できるか、世間からの需要があるか、ということです。いくら今売上がよくても、5年後に減少していては、意味がありません。
そういった企業に新卒で入社し、5年後要職についても、勢いの無い企業であれば、せっかくの早いキャリアパスも意味を成しません。
しかしながら、ベンチャーはチャンスの宝庫です。慎重に選んでいきましょう。
(ここまでが、経験者の声でした)

まとめ

いかがだったでしょうか?
成長する市場で、成長する組織でスピード感を持って働きたい人にとっては、ベンチャーも良いのではないでしょうか。
ぜひ参考にしてください。
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