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経営理念は何のために存在するの?
経営理念は会社に必ずあります。
 社会的価値に照らし合わせ、社員をモチベートするためだけでなく、そもそもなぜその企業が存在しているのかを明確化するために経営理念はあります。
 今回は実際の企業9社の経営理念をご紹介しますが、ご紹介する9社はどれもこれからますます活躍が期待される注目のスタートアップばかりです。
 そんな勢いのあるスタートアップはどのような経営理念を掲げているのか、少し覗いてみましょう。
経営理念~注目のスタートアップ10社~
⒈メルカリの経営理念

 出典:www.mercari.com
 メルカリは2013年に設立され、フリマアプリであるメルカリを展開しています。2015年1月には1000万ダウンロードを突破し、現在急成長しており、北米にも進出中です。
 そんなメルカリの経営理念は
 「新たな価値を生みだす世界的なマーケットプレイスを創る」 です。
  
 代表の山田進太郎氏は、以下のように考えています
 ”新しいものに対して試す、挑戦するといった好奇心があるかどうかは重要ですね。
 どんなに経験がある人でも、そのような姿勢がなければ、必ず廃れていきます”
 世の中では多くのモノ・サービスが捨てられています。しかしながらそれも誰かにとっては価値があるかもしれません。そういった無駄な捨てるという行為をなくすためにメルカリを立ち上げたようです。
  
 メルカリ・山田代表についての記事はこちら
⒉グノシーの経営理念

 出典: gunosy.co.jp
 グノシーは2012年に設立され、情報キュレーションサービスを展開しています。現在国内1200万ダウンロードを達成しています。
 そんなグノシーの経営理念は
  
 「情報を世界中の人に最適に届ける」 です。
  
 グノシーの福島良典代表は語ります。
 ”Gunosyはリリース当初多くの方に疑問をもたれました。Gunosyのようなニュースアプリはニッチなサービスなんじゃないか、本当に多くのユーザーが使うようなサービスになるのか、と。
 そういった期待を良い意味で裏切れたかな、と思っています”
  
 現代社会では多くの人が膨大な情報に流されています。グノシーは個人に沿った最適な形で情報を届けることで、その状況を変えようとしています。
 そんなグノシーは、情報収集の入口になるサービスをこれからも提供していくことでしょう。
  
 グノシー・福島代表についての記事はこちら
⒊Wantedly

 出典: www.wantedly.com
 Wantedlyは2010年に設立され、仕事SNSであるWantedlyを運営しています。登録企業数はスタートアップをはじめとして9000社に上ります。
 そんなWantedlyの経営理念は
  
 「シゴトでココロオドル人を増やす」
  
 WantedlyCEOの仲暁子氏は、以下のように考えています。
 ”個人的な意見なんですが、新しいものを作る人や今あるものを変えていける人って、“自分の人生が有限であることを、強烈に感じられる人だと思うんですね”
  
 仕事の繋がりの管理、さらには運命のチームや仕事と出会える新しい場をWantedlyは提供し、どんな思いで働くのかにますますフォーカスしていくことでしょう。
  
 Wantedly・仲CEOについての記事はこちら
⒋イグニスの経営理念

 出典: 1923.co.jp
 イグニスは2010年に設立され、スマートフォンアプリを開発、提供しています。アプリのダウンロード数は累計9000万を超えています。
 そんなイグニスの経営理念は
  
 「世界にインパクトを与えなければ、気がすまない」 です。
  
”世界にインパクトを与え、次のあたりまえとなるようなサービスを何度も創っていくためには、もっと多くのチャレンジを続けていく必要があると考えています”
  
 1億ダウンロードに迫る勢いでアプリ開発を続けるイグニスの社会へのインパクトは計り知れません。
  
 イグニスについての記事はこちら
⒌メタップスの経営理念

 出典: careerhack.en-japan.com
 メタップスは2007年に設立され、スマートフォンアプリであるmetapsを提供しています。導入アプリは世界20億ダウンロードを突破し、2億人のアプリユーザを支えるインフラに成長しています。
 そんなメタップスの経営理念は
  
 「Vision:世界の頭脳になる
 Mission:テクノロジーでお金の在り方を変える」 です。
  
 メタップス代表の佐藤航陽氏は以下のように考えています。
 「明日起きて目が覚めなかったとしたら、何を一番後悔するか。
 そこにこそ、あなたのモチベーションの源泉があるはずです」
  
 メタップスはテクノロジーと知性を駆使し、人々がよりスマートでより効率的に暮らせる世界の実現を目指します。また、世界中に埋もれている価値を発見し有効活用することで、お金に依存しない新しい経済の仕組みがつくりだされていくことでしょう。
  
 メタップス・佐藤航陽代表についての記事はこちら
⒍Rettyの経営理念

 出典: http://corp.retty.me
 Rettyは2010年に設立され、グルメサービスアプリを提供しています。現在は月間利用者数が1000万人に到達するまでに成長しました。
 そんなRettyの経営理念(ミッション)は
  
 「食を通じて世界中の人々をHappyに」 です。
  
 RettyのCEOである武田和也氏は以下のように考えています。
 「本当に事業をやるのであれば、そのサービスなり商品を買っている人でも使っている人が少しでも幸せになっているかというのは凄く大事にしたいなと思っていました”
  
 Rettyはこれからも「食」を通じて人々を幸せにしていくことでしょう。
  
 Retty・武田CEOのインタビュー記事はこちら
⒎スマートニュースの経営理念

 出典: about.smartnews.com
 スマートニュースは2012年に設立された、ニュースアプリを提供している会社です。日米ですでに1000万ダウンロードを達成し、米国での月間アクティブユーザーはすでに100万を超えています。
 そんなスマートニュースの経営理念は
 「世界中の良質な情報を必要な人に送り届ける」 です。
  
 スマートニュース共同代表の鈴木健氏は、以下のように考えています。
 「ニュースキャスターは、日本人というカテゴリに基いた情報を届けているわけですが、日本に住んでいる人が全員日本国籍なわけではないですし、たとえ日本人の乗客がいなかったとしても、そのニュースが自分と関連している人もいるはずです。
 実際に人が亡くなっているのに、それを嬉しそうに伝えるという状況は何かが間違っていると思うし、そういう差別や偏見を生む根源になっている情報配信のアーキテクチャをつくりあげたいという思いがあるんです」
  
 SmartNewsはこれからも世界中から集めた良質な情報を、1人でも多くの人々に届けていくことでしょう。
  
 スマートニュース・鈴木健氏についての記事はこちら
  
⒏ユーザーベースの経営理念

 出典: www.uzabase.com
 ユーザーベースは2008年に設立され、経済情報に特化したニュースキュレーションサービスを提供しています。現在は220万人が利用するサイトにまで成長しています。
  
 そんなユーザーベースの経営理念は
 「世界一の経済メディアをつくる」 です。
  
  
 100名の専門家を抱える「NewsPiks」は現在約220万人が利用するサイトに成長しています。
 世界一の経済メディアをつくることを目指し、世界中のビジネス情報を人とテクノロジーの力で整理し、人々の生産性を高め、創造性を解放する。ユーザーベースは実際に世界で最も愛される経済メディアになっていくのか、期待が高まります。
  
 ユーザーベースについての記事はこちら
⒐freeeの経営理念

 出典: www.freee.co.jp
 freeeは2012年に設立され、会計ソフトfreeeを展開しています。現在はクラウド会計ソフトfreeeの有効事業所数が40万を突破し、非常に勢いのある企業です。
 そんなfreeeの経営理念(ミッション)は
  
 「スモールビジネスに携わるすべての人が、 創造的な活動にフォーカスできるような環境の実現」
  
 freee代表の佐々木大輔氏は以下のように考えています。
 ”日本の中小企業って非常にテクノロジーの活用が遅れてるってことに気づいてですね、何かこういった問題に対して自分で取り組めないかっていうのを考えるようになって...”
  
 小さなビジネスにたずさわる誰もが、本当にやりたい創造的な活動にフォーカスできる。そんな環境をfreeeは目指しています。
  
 freeeの佐々木代表についての記事はこちら
経営理念
以上、ご紹介した9社の経営理念はいかがでしたでしょうか?
 とてもスケールの大きい経営理念を掲げている会社も数多くありました。
  
 どんな会社にも経営理念はあり、そこには会社の思いが詰まっています。
 今回は取り上げたスタートアップは、現在もその経営理念の元で全力で突き進んでいます。
 これからの成長が楽しみです。
 
  
  
  
  
  
  
  
 






















 
  
 
