ファシリテーション、してますか?

1時間で済ませるはずだった打ち合わせが、ふたを開けてみたら2時間に長引き、何の結論も出ないままに終わってしまった…。そんな経験はありませんか?
会議の進め方って難しいですよね。
こうした心当たりのある方にこそ取り入れていただきたいのが「ファシリテーション」です。
今回は、ファシリテーションを活用し、仕事をサクサク進めるためのコツをご紹介します。

ファシリテーションとは?

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出典:noticias.universia.com.br
そもそもファシリテーションとは一体何なのでしょうか?
ファシリテーションとは、複数の人が集まって行う活動がスムーズに、かつ効率よく進められるようにサポートすることです。
ビジネスの場におけるファシリテーションは、会議やプロジェクトを進行するにあたって、参加者全員の発言をうながしたり、出された意見を簡潔にまとめたりしながら、中立的な視点に立って目標達成を目指すスキルのことを指します。
こうしてファシリテーションを行う人は、ファシリテーターと呼ばれます。

ファシリテーションという言葉がビジネスシーンで用いられるようになったのは、1960~70年代頃のアメリカが始まりだとされています。
21世紀を迎え、新しいビジネスの形を必要とする風潮が勢いを増すにつれ、ファシリテーションが世界中で脚光を浴びるようになりました。
グローバル化が進んだ現代では、様々な価値観を持つ人同士が協働していかなければなりません。
こうした時代において、上手に場を盛り上げ、みんなの意見をまとめていく上で欠かせないのがファシリテーションだと言えるでしょう。

ファシリテーションが上手な人の特徴

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出典:vokka.jp
上手にファシリテーションを行う人には、いくつかの特徴があります。
その中から、初めてファシリテーションを行う人でもすぐに真似できそうなものを3つご紹介します。

どんな意見にも関心を向ける

上手にファシリテーションを行うためには、まず、その場にいるメンバー全員に当事者意識を持たせる必要があります。
全員が「自分はこの場に欠かせない人間だ」と思い、自然と発言したくなるような空気を生み出しておくことが重要です。
そのためには、ファシリテーターは”最高の聴き役”になることが求められます。
誰のどのような意見も肯定的に受け止め、「この人ならどんな話も聞いてくれる」と感じてもらうことで、たくさんの意見を引き出すことができるのです。


つねに目的や論点を意識する

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出典:www.girlschase.com
ファシリテーターを設ける場には、必ず目指すべきゴールがあります。そのゴールへと着実に近づけていくのがファシリテーターの役目です。
そのため、場に出される意見がゴールに向かうためのものか否か、冷静に見極める必要があります。
一歩引いた視点から全体を俯瞰し、「今は何について話し合っているのか」「この議論の先で求められている目的は何か」を見失わずにいることで、話が横道にそれてしまいそうな時には軌道修正をするなどし、効率よく活動を進めることが重要です。

メンバー全員の様子に気を配る

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スムーズに活動を進めるためには、その場にいるメンバー全員の認識にズレがなく、決定事項に納得感を持っていることが不可欠です。
メンバーのうち1人でも理解できていなかったり納得していなかったりすると、最後の最後で「待った」がかかってしまい、それまでの話し合いが白紙に戻ってしまいかねません。
こうした事態を防ぐのも、ファシリテーターの務めです。
ファシリテーションが上手い人は、出された意見は都度復唱するなどして意識的に共有しつつ、不服そうな顔をしている人や困ったように首をかしげている人がいないか、つねにメンバーの反応に目を光らせています
こうすることで、発言が少ない人にもいち早く気づき、フォローを入れられるようになるのです。ファシリテーションを行う上で、みんなの意思を確認するために欠かすことのできないポイントです。

次のページでは、ファシリテーションを進めるための5つのステップとそのコツを紹介します。

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