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資金調達ニュース

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国外向け高付加価値電化サービス事業に期待?Digital Gridが5.8億円の資金調達に成功!

12月2日、デジタルグリッドシステムの開発を行う株式会社Digital Gridは、株式会社日本政策投資銀行と株式会社東京大学エッジキャピタル、イノベーティブ・ベンチャー投資事業有限責任組合、電源開発株式会社、日本電気株式会社等から5.8億円を調達した。

プレスリリースはコチラ

ライターの視点

今回、資金調達を行ったDigital Gridは2013 年 11 月に設立されたベンチャー企業です。

オングリッドソリューション事業とオフグリッドソリューション事業を展開しています。

前者は主に国内を対象とした、送配電網が整備された地域向けの高付加価値電力サービス事業です。現在、事業化に向け開発中のようです。

後者は開発途上国の農村部など、送配電網が未整備の地域(未電化地域)向けの電力量り売り事業です。現地の起業家と連携し、現在、ケニア等東アフリカ地域にて事業を展開中です。

Digital Gridはビジネスモデルも確立され、市場の成長性のある事業を展開しています。

ビジネスモデルは、たとえば現地の小売店経営者(キオスクオーナー)に設備を貸与し、エンドユーザーに対して充電サービスや電子機器(ランタンやタブレット)のレンタルサービスを提供します。パワーエレクトロニクスとICTの融合であるデジタルグリッド技術を活用し、モバイルマネーのプリペイド金額に応じて電力を量り売りする機能を実装しています。売上・顧客・資産情報をクラウド上で遠隔管理し、効率的に多店舗展開するモデルを構築しているのです。

 

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政府系の金融機関は国力を高めることを重視していて、海外から外貨を稼ぐ可能性のある事業に積極的に出資する傾向があります。

今回の出資も、オフグリッドソリューション事業が評価され実現したのではないでしょうか。

Digital Gridの今後の展開に注目しましょう!

会社概要

Digital Gridはデジタルグリッドシステムの開発や電力エネルギーサービスの開発、 DGR及び制御ソフトウェアの開発設計を行っている。

東京大学総括寄付講座共同代表の阿部力也特任教授が提唱するパワーエレクトロニクスと ICT の融合技術である「デジタルグリッド」を核とし、世界中の誰もが電力エネルギーを自由に利用できるサスティナブルな社会を実現することを目指している。

設立は2013年、本社は東京都文京区にあり、代表取締役は陶山茂樹氏である。