事業をスタートした起業家は、まず仲間を集めないといけません。事業の方向性に賛同してもらい、社内外に協力者を得ることが、その後の事業展開を進める上で重要です。
 
投資家や支援者は、起業家の何に魅力を感じることが多いのでしょうか?会社のステージによって、支援者の立場によって異なるとは思いますが、起業家インタビューを通じて私が思ったことをまとめます。

1.人間性を磨く

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出典:http://www.adequasport-wellness.com/bien-etre.html
周囲をうまく巻き込んでいる起業家は人として魅力的な方が多いと言われています。魅力も一概には言えませんが、例えば明るさであったり、事業に対する熱い想いを持っています。
 
・創業者がそのビジネスを取り組まないといけない理由はあるのか?
・創業メンバーでそのビジネスに取り組めるのか?
 
特にVC等の投資サイドにとって、創業初期の企業を評価する際、こういった項目が最重要となります。実際、「起業家のキャリアや事業に対する熱量が評価された」と感じている起業家が多いです。
 
また、「嘘をつかない(ついていないように見せる)」ことが重要かと思います。事業・人に対して誠実であることをしっかり伝え、「この人になら投資してもいい」と思ってもらうことが大切です。
 
あと、「楽観性」も重要なファクターです。起業家は世間に認知されるまで、非常に苦しい経験を積む方が少なくありません。会社存続を考えると本当にやりたい事ができず、受託に大半の時間を費やしてしまう会社も多いのではないかと思います。
 
その中で「なぜ自分はこんなに苦しみながら会社を運営しているのだろう?」「本当にこの事業で進んでいいのだろうか?」と深刻に考えてしまい、精神的に病んでしまう人がいます。
 
そうではなく、「こうすれば事業はうまくいくんです!」「ここが踏ん張りどころだから、みんなで頑張ろう!」と考える人のほうが、社内外にポジティブな印象を与えることは明白です。

2.実績(成長ビジョン)を見せる

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出典:http://www.redzonemarketing.com/the-problem-with-business-growth/
人の気持ちを動かすのは感情面もありますが、数字面も大きく影響します。創業初期は想いだけで人を動かせたとしても、その後どうなったのか結果を示さないと支援者の気持ちが離れていってしまいます。事業の拡大期には、論理で信頼を得るのが得策だと考えられます。
 
・過去の数値の動向はどうか?
・今後の推移はどうなると予測されるのか?
・想定されるリスクは何か?
 
聞き手が納得できるロジックがあれば、上記の内容は理解してもらいやすいと思います。また、「私はIPOを目指し、事業を世界展開していきます!」と視座の高さを示すことや、「このビジネスモデルを横展開して、他の事業に応用していきます!」という事業の成長可能性について触れる等、経営者としてどこまで見据えて経営しているのかが重要です。

まとめ~人間的魅力と実績があれば信頼を得ることができる

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出典:https://www.flickr.com/photos/danyrolux/4814834186
いくら人間的に魅力であっても、結果を出せなかったら信頼されません。逆に、実績があっても、人間的に未熟であれば信頼されません。どちらも満たして初めて、信頼が蓄積されるのだと思います。
 
起業家として活動する(している)のであれば、今一度自分がどういう風に周囲に認識されているのか考えてみてください。

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