1990年代半ばからインターネットが世界的に普及し、その後のPCの低価格化やモバイルデバイスの多様化により、メディア環境は急速に変化・発展してきました。
そんな時代の流れに合わせて、メディア事業やリサーチ事業、EC事業者向けのテクノロジー事業を行う、株式会社イードの宮川洋氏についてご紹介します。

イードの事業とは

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出典:http://shikiho.jp/tk/news/articles/0/69180
 
イードは、自動車・映画・ファッションなど幅広い分野の情報サイトを運営をするなど、インターネットの分野でメディア事業をメインに展開しており、広告掲載によって大半の収入を得ています。
2015年1月末時点では、19のジャンルをカバーし、手掛けるサイト数は34に達しており、月間でのべ約2500万人以上に利用されています。
また、運営するサイトに関するジャンルのニュース記事なども、例えばヤフージャパンなど142のサイトと提携して配信しています。

数多くのサイトを一つのプラットフォームで

もともと多くのメディアを買収し、それぞれ異なるフォーマットで運用していましたが、2000年中ごろから10年くらいにかけてこれらを一つのフォーマットで動くようにしました。
その結果、一つ変えれば、10~30のサイトで改善ができるようになりました。
相乗効果が出て収益体質の強化につながったのです
この成功は、宮川氏が10年間という長い時間をかけてでも挑戦してみることで成し遂げることができた成果です。
これまで蓄積してきたものがうまくいかない時に、それを打ち壊す勇気も経営者にとっては必要なことなのです。

変わらないビジョンを掲げて

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出典:http://www.iid.co.jp
 
会社のスパンを50年、100年と考えたとき、将来のビジネス環境や会社の形態がどうなっているかは誰にも予想できません。
我々は100年たっても変わらないビジョン「We are the User Experience Company.」を企業理念とし、時代を超えて常にすべての人に最高の「ユーザー体験」を提供することを目標に邁進してまいります
宮川氏は、時は流れ環境は変わってしまっても変わらない企業理念というものを掲げています。
長い目で見て物事を考えるというのは、経営者に限らず必要なことでしょう。

まとめ

数多くのサイトを10年かけて一つのプラットフォームに移行したことや、100年経っても変わらないビジョンを掲げていることなどから、宮川氏は全てにおいて長期で物事を捉え、実行に移しているということがわかります。
時代の流れによって、現在多くのメディアが登場しています。
そんな激しい競争の中で、100年生き残っていくことはできるのでしょうか?
2015年3月に上場したばかりの株式会社イードの今後の動きに注目が集まります。
 
イードについて詳しく知りたい方はこちら
 
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