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IPOまでの道のり

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「サイバー藤田社長の最年少上場記録を抜いてしまおうと思った」リアルワールド・菊池社長が起業に至った経緯とは?<1/3>

今回のインタビューは、株式会社リアルワールド代表取締役の菊池誠晃氏に、「事業内容」「上場に向けて」「会社として実現し続けたいこと」についてお話を伺いました。

(インタビュアー:菅野雄太、撮影者:須澤壮太)

経歴

1978年、愛媛県生まれ。97年、大学在学中にWEB制作会社を起業。
2001年、もっと大きな市場でインターネットビジネスを仕掛けるべく上京。
同年10月、株式会社サイバーエージェントに入社。数々の新規事業の立ち上げ
を行う。05年7月株式会社リアルワールドを設立、代表取締役社長に就任。

900万人の仮想会社

インターネット上に会員として登録いただいている人が900万人おりまして、この方々にインターネットを通して仕事をして頂いています。

デザインやシステムといった難しいものではなくて、文字入力や文章を作成するような誰でもできる仕事を提供しています。

900万人の会員がいるので1人1文字入力するだけで一瞬で900万文字の入力が終わってしまいます。

単純な作業ですが900万人というユーザーがいるからこそ、今までにない労働力を提供することができています

900万人の仮想会社をイメージしていただいたらいいかと思いますが、今少子高齢化で働き手もなかなか獲得しづらい状況がある中で企業に対して労働力を提供させて頂いています。

育児や介護の隙間時間に働ける

主婦の方や地方の方が中心です。

地方だと片道30分から1時間かけて働きに出ている方と、育児をしていて働きたくても働けない人や、介護されている方も同じ条件で働けます。

時間や場所に制約されているために働けない人へ、1分や5分の隙間時間で働ける状態を提供させて頂いています。

900万人の労働力で今までに出来なかった業務へ対応

今までであればできない業務を対応させて頂いています。

例えば商品データベースが1000万件あった時、これに対してタグ付けを後からしたりカテゴリを付け直したいという時に、日本で人を雇用しようとすると時間とコストが合いません

海外に持っていけばいいわけでもなく、例えば服であれば文化風習に触れる部分もあったりして品質が落ちてしまいます。

最近ですと円安で人件費も高騰しています。

そういう時にどうするかと非常にお悩みの企業が多かったのですが、900万人のユーザーさんに対応頂いているので、そこに当社が安く提供し、クライアントにもお喜び頂いています。

最年少上場をめざして

 大学時代にWEBの受託会社を立ちあげまして、人から言われたものを作って納品するだけでは夢を描きづらかったので大学卒業と同時に一旦閉めました。

その後どうしようかと思っていた所、サイバーエージェントの藤田社長をテレビで拝見し、そんなに歳が変わるわけでもないのに、当時インターネット産業ができる黎明期に1000億の会社を作る、上場させると言っていて、実際そこから1年位で上場を果たしていました。

私は愛媛で起業していたのですが、このままではどんどん置いて行かれると思い、サイバーエージェントで勉強するため上京しました。

その時に、サイバーエージェントに入社して1年でノウハウを吸収して独立し、藤田社長の最年少上場記録を抜いてしまおうと思ったのがスタートです。

いつでもどこでも働ける場を提供したい

2008年に今のクラウドソーシングの形はできたんですが、実際は2006年からリアルエージェントという別の名前でリリースしていて、例えば友達に引越し先や転職先を紹介すると紹介した方と紹介された方両方にインセンティブが入るような事業をしていました。

ただ、当社のユーザーは主婦の方や地方にお住まいの方が多いので、あまりこの業務内容とマッチしませんでした。

「ユーザーに合う仕事ってなんだろう」とずっと追求をしていた時に、「だれでも出来る仕事が一番ニーズがマッチする」という発想からマイクロタスクが生まれてきました

それと、私自身が地方出身ということもあり、地方では雇用の問題が深刻になっていて、働くために片道30分とか1時間かけて職場まで行かれていて、場合によってはパートの1,2時間働くためにそれくらいの時間をかけられている方がいたので、そういう方々に自由に働ける場所を提供したいと思っていました。

また、育児や介護をされている方もちょっとした隙間時間に働ける状態を提供していきたいというのが想いとしてあり、1つずつ形になっていったのです。 

組織・文化づくりは前職の経験が活きている

サイバーエージェントに入社したのが2001年だったんですが、当時はサイバーエージェントも大赤字で組織も100人〜200人のまだ小さい規模でした。

30人入ると30人辞めていく位出入りが激しく、組織的に落ち着いていない状態で事業もまだまだ立ち上がっていない状態だったんですが、そこから私が独立した2005年に向けてどんどん組織が整って強い組織に変わり、事業もアメーバを代表するようないろんな事業が生まれ始めてすごい転換期にいることが実感できました。

それによって、会社経営の中で事業というのはトレンドに合わせて次々と変わっていくのですが、それを生み出す組織作りや、「どのように成長する企業の人材を生み出せるか」というそこの転換期を見れたのが一番の収穫でした。

事業自体は機会に対して自分でチャレンジして学び取る場所であり、組織づくりやカルチャー作りを含め、勉強させていただきました。

 

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