(動画は2014年11月7日作成時点の情報です)

今回のインタビューでは、株式会社ロックオンの福田博一氏に、「人材観」や「事業創造で必要なスキル」、「今後の展望」について嶋内(アントレプレナーファクトリー代表)が伺いました。

Part1 IPOを意識したきっかけと、課題を解決できる人の特徴

事業内容

株式会社ロックオンは「Impact On The World」という理念のもと、導入社数6000社を超える業界シェアNo1広告効果測定システム『アドエビス』を始め、国産リスティング広告運用プラットフォーム『THREe』、国内No1 EC構築オープンソース『EC-CUBE』、マーケティング関連の研究・情報発信を行う『マーケティングメトリックス研究所』など、国内最大級のマーケティングソリューションを提供している。
 
2014年9月には東京証券取引所マザーズに上場し、関西発ITベンチャー企業として更に国内での事業拡大を目指していている。
また、日本国内にとどまらず、米国シリコンバレーやベトナムに関連会社を設立するなど、海外にも積極的に展開中。

経歴

立命館大学経営学部を卒業後、日立金属株式会社を経て2002年、株式会社ロックオンに参画。
 
2007年まで「アドエビス」の開発総指揮を執った後、「EC-CUBE」を事業部長として牽引。EC構築オープンソースとして国内No.1シェアに導き、収益化を実現した。
 
テクノロジーとビジネスの双方に豊富な経験を持ち、社長 岩田が描く構想を実現するための最短経路を見つけ出し、フレームワークへと落とし込む役目を担う。

 IPOを意識したきっかけ(1:39~)

IPOは創業時からの当然のことだと思っていた

会社を始めたときからIPOはやらないといけないだろうと思っていました。やるのが当然だと思っていたので、いつやれるのか、いつやるのかという議論しか、したことがありません。

課題に対して、解決できる人と苦手な人の差(2:20~)

大事なことは楽天性と想像力

先回りして何かが役に立つと予測して、スキルを身に付けることは難しい。一番大事なのは、足りないスキルが必要になった時に速やかに身に付けられる能力です。勉強して、自分で理解してやってみることが一番大事で、これは受験勉強などで、得られるのではないかと思います。
 
これを実行できる人と苦手な人の差については、2つあると思っていて、1つは「勉強したら何とかあるだろう」という楽天性、根拠のない自分への自信です。もう1つは「このへんに行けば、この人に聞けばわかるだろう」という想像する力です。想像するということはインプットがなければ想像できないです。私は株式会社ロックオンの創業以来、読書量が年間100冊を切ったことがありません。それくらいインプットし続けていないと、想像を巡らせることは難しいです。
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