「嫌だ」と思った環境で踏ん張って努力をするというのは、モチベーションが上がらなかったり、難しいことですよね。
以下でご紹介する和田氏は、嫌だと思う環境にあっても、そこで自分ができることを必死にやり遂げて成果を出してきました。
今回はそんな、営業ノウハウをレクチャーする株式会社ペリエの和田裕美氏のキャリアから、働いていく中で大切なことを見つけてみましょう。
置かれた環境で努力をする
”私は嫌だ、嫌だと言うだけで何も努力してなかったんだと気付いたのです。
…(中略)…在庫管理しかできないなら、社内で一番在庫のことが分かる存在になろうと決めて、毎日一生懸命仕事に取り組むようにしたんです”
彼女はもともと大手企業に就職しましたが、規模の大きさに馴染めなかったり、アルバイトと変わらない仕事をこなす日々に嫌気が差し、辞めていまいました。
その後は婦人服メーカーに転職しましたが、そこでも思い描いていた仕事は回って来ず、在庫管理ばかりをしていました。
それが「嫌だ」と感じていた彼女ですが、何も努力していないのにそう思うのは間違っていると感じ、自分にできる精一杯のことをやり始めたのです。
環境を変えることは難しく、まずは自分が変わらなければならないということに気付かされます。
厳しい営業の世界
なぜそんな厳しい営業の現場で踏ん張ることができたのか? 多くの方に不思議がられるのですが、それは多分、単純で素直だったからです。
…(中略)…そして、今まで何をしても中途半端だった自分を変えたいと思ったからでもあります。
婦人服メーカーで努力した結果、昇進に限界を感じて、外資系教育会社に再び転職をしました。
そこは、完全歩合制の営業体制を取っていて、非常に厳しい世界だったといいます。
そんな中でも彼女が日本で一番の営業スキルを身につけられたのは、単純で素直だったから。
上司の指導を素直に聞き入れ、日々成長を繰り返してきたわけです。
働くことは成長すること
“働く現場は自分の評価が明確に得られる場所ですよね。
…(中略)…お金をもらうだけだと考える人もいますが何よりも自分が成長するために欠かせない学びがたくさんあってそれをお金をいただきながら手に入れることができる”
「何のために働くのか?」 という問いに対しては、人それぞれの答えがあると思います。
しかし、人生の大半の時間を費やす仕事を「お金をもらうため」のものと考えるのは非常にもったい無いことですよね。
人からもらったものが一番大きい
“私自身が今まで働いて思うことはお客さんから言われた「ありがとう」にこめられた感謝というものこれはとても大きいものです。
感謝の評価は何よりも心で感じる達成感ですね”
彼女は、まずはその満足感が先で、その先に評価として地位などがついてくるのだと語ります。
なんでもポジティブに受け止め、周りの人にもらったもの大事に受け止めて次につなげていく姿勢に学ぶことができますね。
ぜひ、参考にしてみてください!
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