2015年5月18日、動画制作クラウドソーシングサービス「Viibar」を運営する株式会社Viibarは、ヤフーと資本提携したことを発表した。また、ヤフーおよび既存投資家のグロービス・キャピタル・パートナーズとグリーベンチャーズの3社から、総額7億円の資金を調達した。これにより、動画市場において、より的確なニーズ対応を目指す。
ライターの視点
Viibarが提供する「Viibar」は、動画を作りたいクライアントとクリエーターが、オンライン上で出会い、動画を作り上げることを可能にしたクラウドソーシングサービスである。
「Viibar」は、従来の発注者と受注者を媒介する中間業者を極力排除し、直接発注を可能にしたため、クライアントのコスト削減が実現した。
また、実際「Viibar」で作りあげた動画をみてみると、質が高いのも特徴である。
実際にクリエーターの過去に作った動画を閲覧することが可能なため、最適なクリエーターをすぐに探し出すことが可能だ。
出典:http://viibar.com/about
では、今回の資金調達の決め手は何か。
それは、「Viibar」が動画制作の立案から実際に発信するまでの流れをトータルにサポートしていること。
ただ動画を作りたいというクライアントのニーズ以上のものに応えることで、クライアント数を確実に増やし、認知度を高めることに成功したのだ。
具体的には、実際に動画を見てもらうための計画立案として、SEO対策や配信費をいかに抑えるかということをクライアントに提案する。プランニングからマーケティングのトータルサポートだ。
この動画作成の立案から配信までの一括サポートは、動画作成の依頼が初めての方にとっては安心なサービスとなっている。
そのため、新規顧客の開拓に成功し、クライアントがリピーターとなりやすいのだ。
クラウドソーシングは急成長分野であり、Viibarに関してははヤフーとの資本提携も果たしているため、更なる成長が期待される。
会社概要
Viibarは、『「見たい」を科学する』を合言葉に、動画製作に特化したクラウドソーシングサービス「Viibar」を運営している。このサービスは、動画をつくりたいクライアントとプロのクリエイターとが自由に出会い、オンライン上で協力して動画をつくり上げることを可能とした、日本最大級の動画制作プラットフォームである。
設立は2013年4月24日、本社は東京都品川区にあり、代表取締役は上坂優太氏である。
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