2月25日、株式会社ツクルバは、East Venturesと株式会社アカツキ、他個人投資家などから資金調達を実施した。調達額は明らかにされていない。調達した資金はエンジニアを中心とした人材の新規採用などに充てられる見込み。
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ライターの視点

ツクルバというと、「co-ba(コーバ)」というコワーキングスペースを運営している会社の印象が強いかもしれませんが、中古住宅のオンラインマーケット「cowcamo(カウカモ)」も運営しています。
空間デザイン・プロデュース領域に関する受託事業「tsukuruba design」を社内に設置し、今はメルカリの新オフィスも手掛けているようです。
今回の調達ニュースで気になったのは、以下の発言。
“アカツキとしても、出資するのは初めて。前々から話はあったものの、具体的には動いていませんでした。今回のツクルバへの出資も、付き合いがある会社から話があったということが前提にあります。その上で出資に至った理由は、ビジョンや組織に対しての考え方も似ていて、目指す世界が似ていることなど共通点が多かったことがあります”
出資前から付き合いがある、というのがポイントです。
つまり、出資するかどうかは信頼し合える関係性を築けるかどうかが最重要ということが感じられます。
いくら市場の成長性があっても、人間的に信用できなければ、お金を託せないですよね。
サービスが魅力的であることはもちろん、人として信用されることが重要だと再認識したニュースです。ぜひ参考にしてください!

会社概要

ツクルバは中古住宅のオンラインマーケットcowcamo(カウカモ)事業やシェアードワークプレイスco-ba(コーバ)事業、貸切型飲食店365+(サンロクゴプラス)事業などを展開する。
設立は2011年、本社は東京都渋谷区にあり、代表取締役は村上浩輝氏と中村真広氏である。
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